この記事ではフィアットの電気自動車「600e」の価格・日本販売情報について解説しています。また、航続距離や電費などのスペック情報も紹介しています。
フィアット「600e」概要
2023年9月18日に詳細発表されたフィアットの新型EV「600e」は、Bセグメントに位置するSUVモデルです。従来の「500X」の後継モデルであり、同じステランティスグループのジープ・アベンジャーとプラットフォームなどを共有します。
「600」にはEVモデルの「600e」だけでなく、マイルドハイブリッド搭載の「600ハイブリッド」もラインナップされます。
新型「600e」にはバッテリー総容量54kWhのリチウムイオン電池が搭載され、モーター最高出力115kW(156PS)、最大トルクは260Nmを発揮します。
航続距離ですが、イタリア本国のプレスリリースではWLTCモードで400km以上と発表されました。現在イギリスの「600e」紹介ページを確認するとWLTCモードにて254マイルと表記されており、約409kmということになります。
600eのスペック
バッテリー総容量:54kWh
バッテリー正味容量:51kWh
最高出力:115kW(156PS)
最大トルク:260Nm
0-100km/h加速:9.0秒
全長:4,171mm
全幅:1,781mm(ミラー除く)
全高:1,523mm(アンテナ除く)
航続距離(WLTC):254マイル(約409km)
600eの価格・日本発売日は?
イギリスでの価格は£32,995〜となっています。日本円に換算すると約599万円です。「600e RED」、そして上位グレードの「600e ラ・プリマ」がラインナップされます。
イギリスでは10月より注文が開始され、最初のデリバリーは2024年第1四半期を予定しています。
600e ラ・プリマ:£36,995〜(約671万円)
日本のステランティスグループ(フィアット)は、今のところ「600e」の発表自体行っておらず、日本導入・価格については未定となっています。
従来モデルである「500X」や電気自動車「500e」が日本導入されている経緯から考えると、「600e」についても国内販売される可能性は十分高いと思います。
600eの航続距離・電費
「600e」の航続距離ですが、イタリア本国のプレスリリースではWLTC複合モードで400km以上と発表されました。現在イギリスの「600e」紹介ページを確認するとWLTC複合モードにて254マイルと表記されており、約409kmということになります。
この数値は販売開始後に変更される可能性もありますが、ここでは409kmということで電費の計算をしていきます。
「600e」に搭載されるバッテリー総容量は54kWh、そしてWLTCモードでの航続距離は409kmなので電費は7.6km/kWhということになります。
電費(WLTC):7.6km/kWh