【価格・日本発売は?】フィアット「トッポリーノ」航続距離・電費・スペック

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フィアット

この記事では2023年7月に発表されたフィアットのマイクロEVカー「Topolino(トッポリーノ)」の価格・日本販売情報について解説しています。また、航続距離や電費などのスペック情報も紹介しています。

「Topolino(トッポリーノ)」概要

2023年7月4日、ステランティスグループは欧州にてマイクロEVカー「Topolino(トッポリーノ)」を発表しました。

初代フィアット・500の通称であるトッポリーノ(小さなネズミ)にちなんで名づけられた新型マイクロEVカー「トッポリーノ」は、同じステランティスグループのマイクロEVカー「Ami(アミ)」とパワートレインや車体を共有しています。

また、オペルからも「ロックス・エレクトリック」が発売されており、この3車種は同じモデルを別のメーカーで使用するといった、所謂リバッジモデル、兄弟車となっています。

「トッポリーノ」には「Ami(アミ)」と同じく5.5kWhの小型リチウムイオンバッテリーが搭載されており、航続距離はWMTCモードで75km、モーターの最高出力は6kW(8.2PS)、そして最高速度は45km/hです。「トッポリーノ」は全長2,535mm、全幅1,400mm、全高1,530mmと、「Ami(アミ)」の全長2,410mm、全幅1,390mm、全高1,525mmと比べ僅かにボディサイズは拡大されています。

「Ami(アミ)」はクーペモデルのみの展開でしたが、「トッポリーノ」ではオープンモデルもラインナップされます。

EUでは「トッポリーノ」はクワドリシクルといったカテゴリーに区分されており、日本で言う軽自動車・ミニカー的な存在です。クワドリシクルはEUの地域により異なりますが、16歳程度から運転免許なしで運転することが可能です。(フランスでは14歳)

【価格・日本発売は?】シトロエンAmi 航続距離・電費・スペック【アミ】
シトロエンが2020年から販売しているマイクロEVカー「Ami(アミ)」の価格・日本販売情報について解説しています。また、航続距離や電費などのスペック情報も紹介しています。

スペック

バッテリー総容量:5.5kWh
最高出力:6kW(8.2PS)
全長:2,535mm
全幅:1,400mm
全高:1,530mm
駆動方式:FWD
定員:2名
最高速度:45km/h
航続距離:75km(WMTCモード)

価格・日本発売日は?

2023年7月4日に登場した「トッポリーノ」ですが、日本導入についてのアナウンスはまだされていない状況です。同じく兄弟車である「Ami(アミ)」は欧州では2020年から販売されているモデルですが、こちらも日本導入はされていない状況です。

「トッポリーノ」はイタリア本国では定価9,890ユーロ(日本円で約156万円)、そして国の補助金2,346ユーロにより、7,544ユーロ(日本円で約119万円)で購入できるようです。

また、48ヶ月リースでは頭金2,582ユーロ(日本円で約41万円)、月額39ユーロから(日本円で約6,100円)で利用できます。

航続距離・電費

「トッポリーノ」の航続距離はWMTCモードで75kmです。バッテリー総容量が5.5kWhのため、電費は13.6 km/kWhということになります。一般的なEVモデルと比較すると、マイクロEVカーの電費は非常に優れています。

なお、通常のEVモデルであれば航続距離はWLTC(WLTP)もしくはEPAモードで計測されるのですが「トッポリーノ」は「WMTC」モードでの計測となっています。WMTCは「Worldwide- harmonized Motorcycle Test Cycle」の略で、オートバイ用の測定方法なのです。

WLTCモードとどれくらい測定値の差があるのかは分かりませんが、「トッポリーノ」は通常の車よりもオートバイや、日本で言うミニカーに近いモデルということで「WMTC」モードでの計測がされているのかと思われます。

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