EVへと生まれ変わった新型フィアット500ですが、新たに3+1モデルが追加されました。
新型フィアット500とは?
新型フィアット500ですが、エンジンを搭載しない完全な電気自動車へと変わりました。リチウムイオンバッテリーの容量は42kWhで航続距離は320kmです。
これまでは通常のハッチバックモデルである「Berlina」と、カブリオレモデルの「Cabrio」が存在しています。
3+1 観音開きモデル
3+1モデルですが、助手席側のみにドアを一枚追加し、観音開きのように通常とは逆側に開く仕様となっています。
これは旧500に採用されていた逆ヒンジドアにインスパイアされたスタイルとのこと。
こういった逆ヒンジドアのクルマはいくつかあり、たとえばロールスロイス・ファントムなど。
また、今回の3+1のような観音開きの車種は
マツダ・RX-8やMX-30、トヨタ・FJクルーザーなどいくつか存在しています。
スーサイドドア
上で説明した逆ヒンジドアですが、「スーサイド・ドア」と呼ばれることがあります。
日本語で言うと、「自殺ドア」となりますが、由来は諸説あります。例えばドアが走行中に開いていた場合、風圧で更に開いてしまうなど、逆ヒンジのデメリットがあるようですね。
逆ヒンジ仕様でも最近のクルマであれば、安全面も考慮されているとは思いますが、クルマの風の流れを考えると多くのモデルで採用されるドアの向きが自然なのも理解できますね。
フィアット500の3+1モデルに関しては、フロントのドアが開いている状態に限って、後ろのドアが開けられる仕様になっているとのことで、安心ですね。