日本では2017年から販売されているアルファロメオのFRセダン(2代目ジュリア)ですが、
ガソリンエンジンでは2Lの直4と、2.9LのV6がラインナップされています。
やはり注目は2.9LのV6エンジンモデルですね。実際に試乗したことがありますが、510PSのパワーは凄まじいものでした。またそのエキゾーストサウンドは強烈でスーパーカーという感じでした。
試乗車はATでしたが、新発表されたGTA/GTAmとクアドリフォリオ、また2LモデルについてもMT設定があるのか見ていきたいと思います。
ジュリア ベースモデル(2L、直4エンジン)
2L、直4エンジンモデルですが、トランスミッションはATのみとなっています。
日本には正規輸入されていませんが、ディーゼルモデルにはMT設定があるようですね。
ジュリア クアドリフォリオ(2.9L、V6)
クアドリフォリオにはマニュアルの設定が存在しています。8ATもしくは6MTから選択することができます。しかし、残念ながら日本ではMTモデルの導入はなく、8ATのみが正規輸入モデルとして販売されています。
それでもMTモデルを購入したい場合は、並行輸入車を購入するという方法があります。
かなりハードルは高いですが、代行業車もあるので不可能ではない選択肢です。
並行輸入車は輸入する為の費用と、メンテナンスについて大きな不安がありますね。
ジュリア GTA/GTAm (2.9L・V6、540PS)
2020年に発表された500台限定のモデルですが、MT設定は今のところ存在しないようです。これは海外でもラインナップにないみたいですね。
ジュリアはDCTではない
ジュリアに搭載されているトランスミッションは8段ATです。アルファロメオ・4Cのようにデュアルトランスミッション(TCT)ではないです。
やはりATは、DCTと比べるとダイナミックさに欠ける点もあり、ジュリアは是非MTで乗りたいですね。
VWが搭載するDSGやポルシェのPDKなどのDCTは、MT好きでも楽しさを見出すことができると思います。またアバルト595などに搭載されるシングルクラッチトランスミッションもかなりダイレクト感があり、エキサイティングです。
ジュリアもそういったトランスミッションであればよかった、とも感じています。
それでもATのクアドリフォリオに乗った際は、これは一瞬で欲しいと思うほどのクルマでした。
中古車情報
ジュリア クアドリフォリオをみると、最安で650万円ほどからとなっています。
クアドリフォリオ以外のガソリンモデルをみると、最安がジュリア スーパーの300万円ほどからとなっています。