【2023】マスタングマッハE ラリー登場！価格・スペック・発売情報

この記事ではフォードの電気自動車・ラリー仕様モデル「マスタングマッハE ラリー」の価格・スペック・発売日・航続距離情報などを紹介しています。

「マスタングマッハE ラリー」概要
「マスタングマッハE ラリー」のスペック・航続距離
「マスタングマッハE ラリー」の価格
「マスタングマッハE ラリー」の発売日
「マスタングマッハE ラリー」の動画

「マスタングマッハE ラリー」概要

2023年9月7日、フォードはSUV型の電気自動車「マスタングマッハE」のラリー仕様となるモデル「マスタングマッハE ラリー(Mustang Mach-E Rally)」を発表しました。

最近ではポルシェから「911ダカール」、そしてランボルギーニからは「ウラカン・ステラート」といったオフロード走行に特化したモデルが登場していますが、これらはガソリンエンジン搭載モデルです。

対する「マスタングマッハE ラリー」はエンジンを搭載しないピュアEVモデルです。

「マスタングマッハE ラリー」はマスタングマッハEのハイ・パフォーマンスグレードである「GT」のパワートレインをベースにチューニングしており、少なくとも最高出力480HP(487PS)を発揮するとしています。

この「GT」グレードですが、eAWD・デュアル・モーターを搭載し、最高出力487PS、最大トルク860Nmを誇り、0-100km/h加速は3.7秒となっています。ラリーモデルはこの「GT」グレードと同等、もしくはそれを上回るパフォーマンスを発揮することになりそうです。

また、「マスタングマッハE ラリー」には「GT」と同じく使用可能容量91kWhのリチウムイオンバッテリー(総容量98.7kWh)を搭載することが分かっており、EPAモードでの航続距離は250マイル(402km)になる見通しです。

なお、ベースとなる「GT」では航続距離270マイル(435km)、さらに加速性能が優れる「GT パフォーマンス」で260マイル(418km)です。

パフォーマンスの向上、もしくは装備類の追加などで「マスタングマッハE ラリー」の航続距離はベースモデルよりも短くなっています。

「マスタングマッハE ラリー」には20mmアップされたサスペンション、特別にチューンされたスプリング、そして「マグネライド」ショックを備えます。また、385mmのフロントブレーキローターとレッド塗装のブレンボキャリパーを採用。

エクステリアですが、2本のレーシング・ストライプが標準採用され、フォーカスRSからインスピレーションを得たとされるリアスポイラーが装着されています。

また、ラリーにインスパイアされたフォグランプや、ブラック塗装のスチール・ルーフなど、よりオフローダーモデルであることを感じさせる装備が採用されています。

そしてEVのフロント・リアモーターを保護するために、ボディ下側にはシールドが備わっているようです。

「マスタングマッハE ラリー」にはフォード初となるオフロード走行用に設計された「ラリースポーツ・ドライブモード」が搭載されます。これにより、ヨーを追加し大きなスライドを可能にさせたり、コントロール性を向上させるリニアなスロットルレスポンス、緩いコーナーでのハンドリングを向上させるよりアグレッシブなダンピングが可能となります。