この記事ではカワサキ「Z900RS」と「新型Z650RS」の比較解説をしています。
エンジン・スペック・価格、そしてサウンドや加速性能の違いなど動画
の紹介もしています。
エンジンの違い
まず両モデルの大きな違いはエンジンですね。
Z900RSでは並列4気筒が採用されています。
昔のZ650では並列4気筒でしたが、新型Z650RSでは並列2気筒が採用されています。
気筒数の違いによるフィーリングやサウンドの違いなどありますが、個人的には2気筒の力強さも好きだったりします。
以下に参考として両モデルのサウンド動画を紹介しています。
Z900RS:水冷4ストローク並列4気筒/DOHC 4バルブ
Z650RS:水冷4ストローク並列2気筒/DOHC 4バルブ
サウンドの違い
Z900RS:4気筒サウンド
まずこちらがノーマルマフラーでの走行動画です。
こちらはアクラポビッチマフラーのサウンドです。
Z650RS:2気筒サウンド
Z650RSは記事を書いている段階で発売前のため、共通のエンジンを搭載しているZ650で紹介しています。
こちらがノーマルマフラーとアクラポビッチマフラー交換後のサウンドです。
こちらは走行動画です。(LeoVince)
スペックの違い
Z900RS
エンジン:水冷4ストローク並列4気筒/DOHC 4バルブ
排気量:948cm³
最高出力:82kW(111PS)/8,500rpm
最大トルク:98N・m(10.0kgf・m)/6,500rpm
シート高:800mm(CAFE:820mm、SE:810mm)
車両重量:215kg(CAFE:217kg)
Z650RS
エンジン:水冷4ストローク並列2気筒/DOHC 4バルブ
排気量:649cm³
最高出力:50kW(68PS)/8,000rpm
最大トルク:64N・m(6.5kgf・m)/6,700rpm
シート高:820mm(ローシート:800mm)
車両重量:187kg
出力に関しては当然かなりの差がありますね。以下で加速性能について紹介しています。
車重ですがZ650RSの方が28kg軽いので、取り回しには有利ですね。
加速性能の違い
以下の記事では実際の0-100km/h加速、最高速度チャレンジ動画を紹介しています。どちらも十分な性能ですね。
価格
Z900RSは通常グレードが1,386,000円、CAFEが1,419,000円、そしてSEが1,606,000円です。
新型Z650RSは国内価格はアナウンス前です。参考としてイギリス価格は7,549ポンド〜で、日本円で約115万円〜となっています。
税金の違いは?
Z900RSは排気量が948cm³、Z650RSは649cm³です。
排気量による税金の違いは特にありません。
自動車税は毎年6,000円、重量税は1年あたり1,900円です。
また、自賠責保険は36か月加入で11,230円となっています。
以下の記事ではZ900RS SEのローンシミュレーションをしていますので参照ください。
またこちらからは実際にローンシミュレーションが可能です。
バイクの税金・維持費シミュレーションはこちら
おわりに
よりカジュアルに、軽快感を味わうならZ650RSでしょうか。
2気筒の低中速からの力強さを味わえ、車重も比較すると軽めで普段使いでもストレスは少ないかと思います。またデザインはZ900RSと比べてスリムで引き締まった印象です。
対するZ900RSですが、やはりサウンドがいいですね。色々な動画をチェックしてみましたが4気筒サウンドに惹かれます。
またZ900RSでは通常グレードに加え、CAFE、SEとラインナップが充実しています。
どちらも悩ましいですね。