最近ではエンジン音・排気音を車内でより良く聴こえるようなシステムが搭載されたモデルがいくつも存在しています。
スポーツカーではサウンドは非常に重要なテーマですが、クルマ自体の静音性の向上や
環境対応のための制限などで”良い音”を出すのが難しくなっているのでしょう。
例えばBMWで言うと、ASD(Active Sound Design)と呼ばれておりスピーカーからエンジン・排気音を鳴らすといったシステムのようです。
ただし純粋なサウンドを聴きたいといったユーザーの声もあるようですね。
タイトルのサウンドシンポーザーですが、これはポルシェでの呼び方です。
こちらはスピーカーから音を出す訳ではなく、音を効果的にキャビンに聴こえるように工夫したもので、デジタル的なものではないとのことです。擬似的な音は出さないと言うポルシェのこだわりを感じます。
このシステムは981 GTSにも搭載されており、かなり過激なサウンドがキャビンに響き渡ります。
私は実際の運転時には存分にサウンドを楽しみたいと考えていますが、擬似的な音であれば
不要だと感じます。
今後、従来のエンジンを持たない完全なエレクトリックカーが増えてくるでしょうが
こういったクルマにも耳からの刺激を付与するために擬似的なサウンドエンハンサーが装着されることもあるのでしょうか。
音にこだわるメーカーの車に出来る限り、乗り続けたいものです。