【買ってみた】ティソ シデラル 購入レビュー Tissot Sideral

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ティソ

2023年7月に発売されたティソ・シデラル(Tissot Sideral)を購入したので早速レビューをしています。

ティソというブランドはそこまで興味がなく、また「シデラル」は1970年代のリバイバルモデルなのですが、オリジナルの存在も知りませんでした。しかしシデラルは、ほかのどのメーカーにもないデザインで一目惚れで購入しました。

シデラルですが、低価格モデルながらフォージドカーボンの採用、高性能ムーブメント搭載、防水性は300m、そしてシースルーケースバックと、自分が欲しかった機械式時計の要件を全て満たすモデルが見つかったという感じです。

本来は50-100万円程度を予算とし「高級時計」を購入予定でしたが、どこでも気兼ねなく普段使いしたいということから安価な機械式時計、でも良い時計が欲しいということで見つけたモデルがティソ・シデラルです。セカンドウォッチとしての使い勝手も抜群です。

実際に購入してみて気に入った点、気に入らない点、ムーブメントの精度などをレビューしていきます。

・ティソ シデラルの購入を迷っている
・100万円クラスの高級時計もいいけど普段使い用の時計が欲しい
・10-20万円前後でスゴい機械式腕時計が欲しい

といった人に向けてブログを書きました。

シデラルのスペック・価格

・TISSOT シデラル イエロー(T145.407.97.057.00)
・TISSOT シデラル ブルー(T145.407.97.057.01)
・TISSOT シデラル レッド(T145.407.97.057.02)

重量:90g
防水:30気圧防水(300 m/1000 ft)
性別:Unisex, Men, Women
ケース厚さ:14.4mm
ケース長さ:41.00mm
ケース幅:41.00mm
ラグ:20mm
ケース仕様:シースルーケースバック,ねじ込み式リューズとケースバック
ケース素材:ブラック&グレー マーブル調 フォージドカーボン,316L ステンレススチールケース
※ブルーのみブラック&ブルー マーブル調
ケース形状:トノ―(樽型)
ガラス素材:傷防止加工無反射コーティングドーム型サファイアクリスタルガラス
ムーブメント:POWERMATIC 80.111
パワーリザーブ:最大80時間ロングパワーリザーブ

価格:税込148,500円(2023年10月現在)
発売日:2023年7月21日

発売当初の価格は144,100円でした。

シデラルの特徴

・この価格帯でフォージドカーボン使用
・高性能ムーブメント搭載
・シースルーケースバック
・300m防水
・他のどのメーカーにもないデザイン
・マルチカラーの夜光塗料
・クイックリリース搭載
・ストラップが装着しにくい(ただしデザイン、装着感自体は良い)

ティソ・シデラルですが、1971年に発表された「シデラル S」を現代的に再解釈したリバイバルモデルです。オリジナルのシデラルSではケースにグラスファイバーを採用していたのですが、新作ではフォージドカーボンを採用。販売価格は税込148,500円です。この価格帯でフォージドカーボンを使用するのは非常に珍しく、シデラル最大の特徴と言ってもいいかと思います。

ただしケースはフルカーボンというわけではなく、写真でも分かるようにステンレススチールケースをフォージドカーボンが覆うようになっているわけですね。ベゼルの外側にもステンレススチールが見えるデザインとなっており、これはいいアクセントだと思います。ベゼルにはブラックPVD仕上げのステンレススチールが採用され、逆回転防止ベゼルとなっています。ねじ込み式のクラウンもステンレススチール製です。

なお、初代シデラルは世界初のグラスファイバー製時計として1969年に発売、そしてイエローラバーストラップとクリップシステムを採用した「シデラル S」が登場したのが1971年とのことです。

シデラルの文字盤は非常にフラットなデザインなのですが、レガッタカウントダウンゲージのインパクトがあります。そして私が非常に気に入っているのがマルチカラーの夜光塗料です。インデックス、レガッタカウントダウンゲージ、そしてベゼルマーク部分にまでスーパールミノバがコーティングされており、かなりの迫力です。

ラバーストラップにはオリジナルモデル同様、クリップシステムが採用されています。アップルウォッチのようにバンドのパンチング部分に突起を嵌めるタイプとなっています。最初は少し装着しづらく、また外れてしまわないか、耐久性は大丈夫かといった不安が多少あります。ただし装着時のデザインと着け心地はなかなかのもので、これは評価が難しいところです。

ストラップについての詳細は後述します。

シデラルに採用されるムーブメントですが、他のティソの機械式腕時計と同じく「パワーマティック80」が搭載されています。購入後、はじめに時刻を調整してから3日が経過しましたが、1秒くらいしかずれていないのは驚きです。精度、日差については経過を見ていきたいと思います。

なお、ティソ公式ホームページの「よくある質問」では、Tissotメカニカルウォッチの平均的な日差許容範囲を-10~+30秒と記載しています(クロノメーターを除く)。数日使った様子ではこの平均的な数字はまずクリアしており、日差は数秒程度で安定するんじゃないかなと思っています。

そのほか、ティソ・シデラルには傷防止加工無反射コーティングのドーム型サファイアクリスタルガラスが採用され、30気圧防水(300 m/1000 ft)、そしてシースルーケースバックを採用しており、申し分ないスペック・仕様となっています。

ケースサイズは41mm、厚さは14mmです。腕周りが細くても大きすぎることはないと思います。私としてはちょうどいいサイズです。プロモーション動画にあるように男性、女性どちらにも似合いますね。

シデラルの気に入った点

・フォージドカーボンのケース
・ムーブメント
・シースルーケースバック
・300m防水
・マルチカラーの夜行塗料

まず見た目から言うと、シデラルの他にはないデザイン、そしてケースにフォージドカーボンを使用している点が気に入っています。

例えばダイバースウォッチだと、割とどのブランドでも似通ったデザインが多いと思うんです。ティソ・シデラルの場合、ダイバースウォッチや他のスポーツウォッチにはないデザインを持っており、それだけでも価値があると思います。

ヨット系の時計、レガッタカウントダウンゲージを採用する時計自体が少なく、人とは違った時計を求めていたこともあり、まずデザイン面での満足度は非常に高いです。

また、同価格帯でフォージドカーボンを採用する時計はほぼなく、これも非常にポイントが高いです。コストパフォーマンスの高いティソだからできることだと思います。

次にムーブメントです。シデラルにはパワーマティック80ムーブメント(ETA C07.111)が搭載されています。これは「ETA2824-2」をベースにしたムーブメントで、振動数を毎時2万8800振動/時(8振動/秒)から毎時2万1600振動/時(6振動/秒)に下げることで、最長80時間のパワーリザーブを誇ります。チタン合金系のニヴァクロン製ヒゲゼンマイを使用していることで、磁気帯にも強いムーブメントです。

この「パワーマティック80」にはクロノメーター認定のバージョンがあるくらい精度に優れたムーブメントです。シデラルに搭載されるのはクロノメーターではありませんが、ざっと使った感じでは日差数秒以内といった状況です。これはしばらく使って様子を見ていこうと思いますが、今のところ100万円レベルの高級時計と精度はそこまで変わらないレベル、ということです。

また、シースルーケースバックなのもいいですね。特段装飾がなされたムーブメントではないですが、やはり機械式なので内部が覗けるのは嬉しいところです。

シデラルの防水性ですが、30気圧防水(300 m/1000 ft)です。100mもあれば普段使いで困ることはないでしょうが、防水性が高いに越したことはありません。マリンウォッチ、リゾートウォッチとしては申し分ないですね。

最後に、マルチカラーの夜光塗料についてです。シデラルにはインデックス、レガッタカウントダウンゲージ、そしてベゼルマーク部分にまでスーパールミノバがコーティングされており、6つの異なる色が使い分けられています。

ただし、この夜光はカラーバリエーションによって仕様が異なるようです。以下の動画によれば、私が購入したブルーが一番夜光が明るく、次いでレッド、そしてイエローに関してはレガッタカウントダウンゲージに夜光が塗装されていないとのことです。

それでもインデックスやベゼルマーク部分だけでもインパクトのある夜光なので、どのカラーを選んでもいいんじゃないかと思います。

また、カラーバリエーションで言うとブルーのみケース仕様が異なります。他2モデルはフォージドカーボンがブラック&グレーのマーブル調なのに対し、ブルーのみブラック&ブルーのマーブル調となっています。

私は時計に限らずブルーが好きなので迷いませんでしたが、実際に時計を見るとどのカラーも魅力があり、選ぶのは難しいと思います。イエローが一番人気でしょうか。

シデラルのここが気に入らない

・ストラップ
・それ以外は見つけられない

気に入らないのは一点のみ、「ストラップ」です。オリジナルのシデラルにも採用されるクリップシステムですが、非常に装着しづらいです。

これはアップルウォッチのようにバンドのパンチング部分に突起を嵌めるタイプとなっていますが、押し込んでもなかなか上手く嵌らず、装着に時間がかかります。また、装着できても外れてしまわないかといった不安が残ります。と言うのが最初の印象でした。

その後、何回か装着の練習をすると、まあまあいいかなと思えるレベルまでは来ています。相変わらず装着に多少時間はかかりますが、装着後に外れてしまわないかという不安はあまり感じず、そして装着さえしてしまえば着け心地自体はすごくいいのです。構造上、ラバーバンド以外に皮膚が当たらないので、着け心地は素晴らしいですね。また、装着時のデザイン性も素晴らしいと思います。バンドを2箇所留める仕様なので、腕周りが細い場合でも余り部分がなく、スマートに見えます。

ただそれでも、普通のバンドだったら装着も一発でいいのに・・と思う時はあります。

ラバーバンドの耐久性も気になるところです。最初と比べ突起を嵌めるのが幾分楽になったのですが、同じ箇所をずっと使用すると、劣化していくのではないかと思います。

ということで、購入直後はちょっと戸惑ったレベルです。何回か練習した後は、まあいいかな・・といったレベルです。とはいえ、着け心地はいいですし、外れそうな心配もあまりないので、そこまで気にしなくて大丈夫だと思います。

ティソはシデラルの交換ストラップを税込8,580円で販売しています。オリジナルのイエロー、ブルー、レッド以外に、ブラック、オレンジ、グリーンがラインナップ。シデラルにはクイックリリース機構が搭載されており、工具を使わず簡単にストラップ交換ができます。なので、社外のストラップを色々試してもいいかと思います。ストラップ幅は20mmのようですが、実際にひとつ購入して試してみようと思います。

シデラルの気に入らない点はストラップのみで、そのほか特に見つからないですね。

シデラルを選んだ理由・他に検討したモデル

他に迷ったモデル、そしてシデラルを選んだ理由について紹介しています。

新たに機械式腕時計の購入検討をしており、色々なブランド・メーカーを眺めていたのですが、欲しい時計の要件は下記のような感じでした。

・機械式時計であること
・ガンガン普段使いしたい
・一生物を探してはいないけど、それでも長年使える時計が欲しい
・みんなが持ってるフツーの高級時計はイヤだ
・リセールは気にしない(売るつもりはない)
・シースルーケースバックだとより良い
・100m以上の防水性
・ラバーもしくはレザーベルトが似合う時計が欲しい

最初は50万円から100万円程度の時計を検討していたんですが、そうすると「ガンガン普段使い」において支障が出るので考え直しました。私は海外に滞在することが多く、普段から100万円ほどの高級時計をして出歩くことはとてもできません。ということで機械式だけど普段使い出来る20万円前後の時計を探して見つけたのがシデラルでした。

ちなみに50万円から100万円の予算で興味をもったモデルは、「エルメス H08」、「オメガ・シーマスター プラネットオーシャン(特にホワイト)」、「ブライトリング・クロノマット(以前の41サイズのモデル)」、そしてタグホイヤーなどでした。

「エルメス H08」は2021年に登場したラグスポ時計です。時計専門メーカーには出来ないであろう専用フォントの採用など、その独自性に魅力を持ちました。H08にはマニュファクチュールムーブメントが搭載され、防水性は100m、そしてシースルーケースバック、価格はおよそ64万円〜です。宝飾系のブランドだとムーブメントなどで他の腕時計専門ブランドに劣ることもありますが、H08に関しては本格腕時計に劣らないと思います。カルティエ・サントスも同じく本格的な腕時計ということで気になっていました。

「オメガ・シーマスター プラネットオーシャン」は今回の検討で一番気になったモデルです。マスター クロノメーター認定のムーブメント搭載、防水性600m、そして価格は90万円〜と、性能を考えたら安すぎるんじゃないかと思うモデルです。(あくまで最近の高すぎる時計相場全体に対してですが)

定番のロレックス・サブマリーナは嫌だという人にもいいんじゃないでしょうか。プラネットオーシャンにはホワイトのモデルがあるのですが、これが特にカッコいいですね。

現行モデルではないですが「ブライトリング・クロノマット41」は大好きなモデルです。当時このモデルが現行だった際、44mmサイズを付けている方がいて憧れでした。そのクロノマットを付けさせてもらったのですが私にはかなり大きくて、その後41サイズがあるのを知り、検討対象に。

そのほか、「タグホイヤー」も気になります。私はタグホイヤー・リンク(クロノグラフ・クオーツ)を愛用しており、好きなブランドなのでもちろん検討対象となります。ただし最近のリンクはシンプルすぎるデザインで、今回の検討からは外れています。

タグホイヤーはほかにもモナコやカレラなど、100万円以内で購入できるモデルはいくつもあります。

ただし、上述の通り海外でも気兼ねなく使える機械式時計ということで20万円前後のモデルを探すことになりました。(とはいえ20万円前後でも地域によっては気兼ねなく使えない)

最近ではイタリアやスイスに滞在しましたが、観光地を歩くくらいならスリに気をつければそこまで危険な雰囲気はなかったですが、中南米への滞在であるとかだと、もう何をつけていても安心できない状況です。

そして、お手頃な機械式時計でいうと、シデラルの他に以下のようなモデルを検討することに。

・スウォッチxブランパン
・ゴリラウォッチ
・ティソの他のモデル

話題となったスウォッチとオメガのコラボレーションモデル「ムーンスウォッチ」、これは遊びとして着けるのもいいかなと思いましたが、クオーツモデルです。その後、スウォッチはブランパンとのコラボレーションモデル「スキューバ フィフティ ファゾムス」を発表しました。仕様を見ると、機械式ムーブメント搭載、防水性91m、シースルーケースバック採用と、欲しい時計の要件としては問題なし。

価格は税込60,500円と、ムーンスウォッチと比べたら高価ですが、機械式としては安価です。限定モデルではないですがブランパンとのコラボということで特別なモデルではあります。色々レビューを調べる限り、作りも良く購入してもいいかなと思ったのですが、どうしても気になる点が一点あり、それがムーブメントの修理・交換が一切できないことです。

「スキューバ フィフティ ファゾムス」にはスウォッチの「SISTEM51」が搭載されています。「SISTEM51」は51個のパーツと中央のネジ1本のみという構造でシンプルかつ効率的なムーブメントといったところです。また、パワーリザーブは脅威の90時間です。

高級時計(高級ムーブメント)といったわけではないので、そこまでの精度やメンテナンス性を求めるつもりはなく、故障時にはムーブメント交換できればいいかなと思ったわけですが。。しかし「スキューバ フィフティ ファゾムス」では、パーツ交換などの修理や、ムーブメントの交換自体ができないのです。

つまり、「使い捨て」ということになります。(おそらく裏蓋自体が接着などされている)

スウォッチは今回のコラボモデルを「バイオ由来素材」と強調しており、またストラップは使用済みの漁網をリサイクルして作ったもので、要するにエコ素材を使っているということですね。

ただし時計自体が使い捨てであれば、それはどうなんだと思うところがあります。いずれにしても私は、機械式時計であればメンテナンスしてある程度の期間は使い続けたいので、「スキューバ フィフティ ファゾムス」は購入検討から除外することに。もしムーブメント交換が可能であれば購入していたかと思います。

シデラル以外で一番気になったのは「ゴリラウォッチ ファストバックGT」です。今回はシデラルを購入しましたが、ゴリラウォッチに関しても後々購入することになるかと思います。

ゴリラウォッチはオーデマ ピゲでチーフ・デザイナーを務めたオクタヴィオ・ガルシア氏と、シニアデザイナ一のルーカス・ゴップが氏立ち上げたブランドで、創業は2016年です。まだまだ新興ブランドであるゴリラウォッチですが、ハイパーパフォーマンス時計をコンセプトとしており、アメリカンマッスルカーなどからインスピレーションを得たデザイン作りをしています。販売価格20万円前後ながら、カーボン、チタン、アルミなどの素材を使用していて、特に車・バイク好きにはたまらないブランドです。フェラーリをモチーフとしたモデルもあったりします。

所謂ベースグレードである「ファストバック」は販売価格18万円ほど、シースルーケースバック、インデックスにアプライド仕様を持たせた「ファストバックGT」では27万円ほどです。

そのデザインや色使いなど、一発でゴリラウォッチと分かる時計であり、人とは一味違うものを身につけたい人にはバッチリなブランドです。この価格帯でここまでのデザイン製、そしてカーボンやチタンなど特別な素材を用いることは他のブランドではまず難しいでしょう。(ただしケースサイズは44mmと、着ける人を選ぶかもしれない)

今回ゴリラウォッチを見送った理由は2点です。一点はムーブメント、そしてゴリラウォッチの他のモデルも気になってしまったこと。

ファストバック、ファストバックGTにはMIYOTAの機械式ムーブメントが搭載されています(Miyota 8215、Miyota 90S5)。ムーブメント自体は特に問題ないかとは思うのですが、ケースにカーボンやチタンなどふんだんに使用していることもあり、その分搭載されるムーブメントは時計の販売価格から見ると安価なものです。

上記で紹介したようにティソ・シデラルには価格帯を考えると超高性能とも言えるムーブメントが搭載されており、それと比較した際に劣るといったことですね。

もう一点ですが、ゴリラウォッチにはファストバックシリーズ以外に、コンプリケーションシリーズとして、「ドリフト」、「サンダーボルト」などの上位モデルをラインナップしています。例えば「ドリフト」ですが、ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエによって設計・製造されたワンダーリング・アワー機構が搭載されています。これらは上位モデルのため、販売価格は80万円ほど〜となってしまい、そうすると今回の検討対象からは外れてしまいます。

ゴリラウォッチ自体とても気になるブランドでファストバックシリーズも好きなのですが、せっかくならドリフトがいいなと考えてしまうところです。ということで今回は見送りとし、今後ファストバック、もしくはドリフトを別途検討することに。

インパクトで言えば、この価格帯でゴリラウォッチに勝るブランドはないかと思います。また、ゴリラウォッチは新興ブランドとして比較的安価なモデルを手始めに販売していると考えられ、今後の価格帯はずっと上がっていくんじゃないかと思います。そう考えるとファストバックシリーズを今のうちに手に入れておくのもアリですね。

ティソの他のモデルについてもこの価格帯の中で素晴らしいかと思います。具体的には「PRX」、「シースター」です。シデラル同様「パワーマティック80」が搭載されており、ムーブメントについては上述の通り優秀です。

私がシデラルを選んだのはどのブランドにもないデザイン、そしてラバーストラップが似合うモデルといった条件でしたが、ティソの他のモデルも気に入ったデザインがあれば購入して間違いないんじゃないかと思います。

「シースター 1000 パワーマティック 80」のローズゴールドPVDモデルは特に好きなモデルですね。また、「シースター 2000 プロフェッショナル」は販売価格17万円ほどにも関わらず、600m防水(さらにシースルーケースバック採用)といった100万円クラスのスペックなのには驚きです。

ということで色々迷いましたが、総合的に見てバランスの良い、かつ他のブランドにはない時計「シデラル」に決めたのです。

数日着用しましたが、シデラルを購入して間違いなかったと確信しています。ムーブメントの精度は素晴らしく、この価格帯では珍しいフォージドカーボンのケース使用、レガッタカウントダウンゲージを採用した他にはないデザイン、300mの防水性、そしてシースルーケースバック、サファイアクリスタルガラスを採用するなど10-20万円クラスでは完璧とも言えるパッケージングじゃないかと思います。

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