【DD Pro】ファナテック FFB設定を解説【日本語マニュアル】

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レーシングシム

この記事ではファナテックが販売するハンコン「Gran Turismo DD Pro」のFFB設定(チューニングメニュー)について解説しています。

ファナテック製品ですが、一部クイックガイドを除き日本語版のマニュアルは用意されておらず、設定方法が分かりにくいといったことがあるかと思います。

ここではフォースフィードバックの強度などを自分好みに調整できる「チューニングメニュー」の内容について英語版を日本語に翻訳して紹介しています。

なお、チューニングメニューには基本パラメータのみを変更できる「スタンダードモード」と詳細設定を変更できる「アドバンスドモード」があります。

モード変更方法

・ステアリングホイールの設定ボタンを4秒間押し続けるとスタンダードとアドバンスドモードの切り替えができる
※さらに6秒間押し続けるとセットアップした設定がリセットされるので注意
(PCを使わず)ハンコン単体でFFB設定(チューニングメニュー使用)できる?
→できる

・モードの変更方法、ハンコン単体での設定方法など、詳細は以下の記事で解説しています。

【動画】ファナテック ハンコン単体でFFB設定できる?設定方法解説
この記事ではファナテックが販売するハンコンのFFB設定について解説しています。ファナテックのハンコンにはフォースフィードバックの強度などを自分好みに調整できる「チューニングメニュー」が用意されています。チューニング設定はハンコンをUSBでP...

・各ゲームの推奨設定については以下の記事

【FFB】ファナテック 各ゲームの推奨設定まとめ【PC/PS】
この記事ではファナテックが販売するハンコンを各種ゲームでプレイする際のFFB推奨設定を紹介しています。ファナテックのハンコンにはフォースフィードバックの強度などを自分好みに調整できる「チューニングメニュー」が用意されており、ファナテックのフ...

日本語マニュアル

アドバンスドモードに切り替えることによって以下の全ての設定を調整できます。また、S_1〜S_5といったように5つのセットアップが選択できるようになります(スタンダードモードではカスタムセットアップは1つのみ)。ゲームによってFFB設定を切り替えたい場合に便利です。

SEN (SENSITIVITY):感度

SEN範囲 スタンダード:180〜1080、オート 初期値:オート
SEN範囲 アドバンスド:90〜2520、オート 初期値:オート

SEN (SENSITIVITY)はステアリングホイールが回転する角度を調整します。
SENが90に設定されている場合、ステアリングホイールは90°(キャリブレーションされた中心位置から左45°、右45°)しか回転できません。SENが2520に設定されている場合、ステアリングホイールは2520°(キャリブレーションされた中心位置から左に1260°、右に1260°)回転できます。
オートにするとPC、ゲームによって直接制御されます。(機能がサポートされている場合)

GT7推奨設定はオートです。ゲーム側で制御しているということですね。

FF (FORCE FEEDBACK):フォースフィードバック

FF範囲 スタンダード: 005〜100 初期値:100
FF範囲 アドバンスド:オフ、001〜100 初期値:100

FF (FORCE FEEDBACK)はフォースフィードバックの最大強度を設定します。(ゲームからのフォースフィードバック効果がホイールベースに送信される際のモーター最大強度を定義)
アドバンスドモードではオフに設定することも可能です。
FFが001に設定されている場合、最大モーター電力の1%のみを出力します。FFが100に設定されている場合、100%を出力します。
最終的なトルク出力は、FFBモディファイア (後述) やゲーム内設定など、いくつかの要因に影響されます。より強いフィードバックを得るには、クリッピングを避けるためにゲーム内の強度値を上げるよりもチューニングメニューでより高いFFを設定することをおすすめします。

GT7推奨設定ではFFが100、ゲーム内でのフォースフィードバック最大トルクは5です。初めてトルクの強いハンコンを使用される場合はかなり強く感じるので、低めに設定して徐々に調整した方がいいかと思います。

FFS (FORCE FEEDBACK SCALING):フォースフィードバック・スケーリング

FFS範囲:LIN (Linear) / PEA (Peak) 初期値:PEA

フォースフィードバックスケーリングは、最大FFB出力をわずかに減らして、ピークと保持力の間の一貫した出力を保証し、ゲーム出力とトルク出力の間の一般的な直線性を改善するために使用されます。 LINはこの設定を有効にし、PEAはこの設定を無効にします。

GT7推奨設定では(PEA)Peakです。5Nmモデルでは上限出力をLINで4Nm、PEAで5Nm、8NmモデルではLINで6Nm、PEAで8Nmというように設定されます。

NDP (NATURAL DAMPER):ナチュラルダンパー

NDP範囲 スタンダード:25〜100 初期値:50
NDP範囲 アドバンスド:オフ、01〜100 初期値:50

ナチュラルダンパーは、OFFから100までの範囲で減衰力を調整することができます。100にすると最も減衰力が強くなり、ステアリングの加速度や角度に反応するようになります。OFFにするとダンピングが効かなくなり、ステアリングを切りやすくなります。
ナチュラルダンパーは、オーバーステア時のホイール速度のコントロールや、ホイールの振動を抑えるのに有効です。振動は通常、フィードバックループの遅延によって引き起こされ、高トルクモーターに最適化されていないレーシングゲームでより顕著になります。デフォルト値の50は、ステアリングの応答性と振動の緩和のバランスが取れています。

GT7推奨設定では38です。

NFR (NATURAL FRICTION):ナチュラルフリクション

NFR範囲:オフ、001〜100 初期値:オフ

ナチュラルフリクションは、ステアリングコンポーネントの機械的な感触をシミュレートするために使用されます。設定値を高くすると、ステアリングを回転させたときの抵抗が大きくなります。パワーステアリングのないクルマや、幅の広いタイヤを履いたときの運転感覚を高めることができます。また、振動を抑える効果も期待できます。

GT7推奨設定ではオフです。

NIN (NATURAL INERTIA):ナチュラルイナーシャ

NIN範囲:オフ、001〜100 初期値:オフ

ナチュラルイナーシャは、追加のステアリングウェイトをシミュレートします。これは、CSL Elite / CSLシリーズのステアリングホイールなど、より軽量なステアリングホイールを使用する場合に特に有効です。さらに、ナチュラルフリクションの設定は、方向転換の際に滑らかになります。

GT7推奨設定ではオフです。

INT (FFB INTERPOLATION):FFBインターポレイション

INT範囲:オフ、 01〜20 初期値:11

FFBインターポレイション(FFB補間)は、FFBのディテールを損なうことなく、ゲーム出力をフィルタリングしてFFBをスムージングし、補間します。オフ = フィルタリングなし、01 = 最小フィルタリング、20 = 最高フィルタリング

GT7推奨設定では2です。

FEI (FORCE EFFECT INTENSITY):フォースエフェクト・インテンシティ

FEI範囲:000〜100 初期値:100

フォースエフェクト・インテンシティは、フォースエフェクトの全体的な強さと滑らかさを調整します。000は最も滑らかです。100は、最もシャープで直接的です。このパラメータを調整することで、ゲームによっては荒い、またはとがったフォースフィードバック信号を改善させることができます。

GT7推奨設定では100です。

FORCE / SPRING / DAMPER EFFECT

FOR範囲:オフ、010〜120 初期値:100
SPR範囲:オフ、010〜120 初期値:100
DPR範囲:オフ、010〜120 初期値:100

これらのFFBモディファイアは、ゲームのFFB信号を変更することができます(これらの効果をサポートしているゲームにのみ適用されます)。理論的にはゲームが送信できる信号の種類は3つです。フォース(ステアリングホイールを特定の方向に強制する)。スプリング(ステアリングホイールをダイナミックセンター方向に引っ張る)。ダンパー(摩擦を発生させる)

注:すべてのゲームで3種類すべてのエフェクトを使用するわけではなく、1種類だけで3種類のエフェクトを使用するゲームもあります。

重要:スプリングが低い値またはオフに設定されている場合、ホイールベースはセンターキャリブレーション実行後、取り付けられたステアリングホイールを正しいセンターポジションに動かすことができなくなります。
FFB効果が十分でなく、他のゲームと比較して弱い場合にのみ、これらの値を100%より高く調整します。これらの値を1つ以上上げると、モーターへの負荷が高くなり、発熱が増加する可能性があります。

GT7推奨設定ではそれぞれ100です。

BLI (BRAKE LEVEL INDICATOR):ブレーキレベルインジケーター

BLI 範囲:001〜100、オフ 初期値:オフ

ブレーキレベルインジケーターは001~100の値で、ブレーキペダルの振動の活性化ポイントを設定します(ClubSport Pedals V3 / V3i接続時のみ有効)。この機能は独立して動作するため、どのゲームでも使用することができます。限界ブレーキ技術の習得に有効です。オフにすると、ペダルの振動をゲームから直接制御できます(サポートされている場合)。

SHO (SHOCK / VIBRATION STRENGTH):衝撃・振動強度

SHO範囲:オン、オフ 初期値:オン

振動モーターを搭載したファナテックのステアリングホイールとペダルのセットで衝撃・振動の強さをオン、オフに設定することができます。この振動モーターは、対応していればゲーム側で直接使用することができます。

MPS (MULTI POSITION SWITCH FUNCTION):マルチポジション・スイッチ機能

MPS:オート; ENC; CONST; PULSE 初期値:オート

ENC(エンコーダー):MPSは、2つのボタンをシミュレートします。1 つは MPS を左に回転させたとき、もう 1 つは MPS を右に回転させたときです。
PULSE(パルス):MPSはスイッチを回転させたときに単一のパルスとしてのみ送信される、各位置の特定のボタン信号を出力します。
CONST(コンスタント):MPSは、各ポジションに一定のボタン信号をします。
AUTO (ゲーム専用):ゲーム側が適切なモードを決定します。

注:ClubSport Steering Wheel Formula V2.5のようなマルチポジションスイッチを備えたファナテックステアリングホイールを使用している場合のみ利用可能です。また、MPSが機能するためには、ゲーム側でサポートされている必要があります。

AP (ANALOGUE PADDLES):アナログパドル

AP:CbP; CH; bt; AnA 初期値:CbP

CbP(Clutch Bite Point):アナログクラッチ軸があるゲームで使用可能な機能です。左右のアナログパドルが並列に動作し、どちらを先に押すかで主パドルが決定されます。
CH(Clutch / Handbrake):左パドル = クラッチ、右パドル = ハンドブレーキ
bt(ブレーキ/スロットル):左パドル = ブレーキ、右パドル = スロットル
AnA(Mappable Axes):パドルを2つの追加軸としてマッピングすることができます。これは、一部のステアリングホイールのアナログジョイスティックと共有される場合があります。

注:アナログパドルモード用の専用ハードウェアスイッチがないファナテックステアリングホイール、またはアナログパドルを備えたアドオンシフターパドルを使用している場合のみ利用可能です。

BRF (BRAKE FORCE):ブレーキフォース

CSP V3 / V3i:Lo 001〜100 Hi 初期値:050
CSL E P LCK / CSL P LCK:Lo 010〜100 Hi 初期値:050

ブレーキフォースは、ロードセルブレーキペダルのブレーキ入力が100%になるまでに必要な力を変更します。ロードセルブレーキを搭載したペダルセットがR12経由でホイールベースに接続され、USB経由でPCに接続されている場合に使用できます。Loはブレーキ圧を最小に、100では最大のブレーキ圧力を必要とします。

まとめ

ファナテック「Gran Turismo DD Pro」のチューニングメニュー内容を紹介しました。私の場合はGT7推奨設定を使用して、FF (FORCE FEEDBACK)を変更するくらいですが、自分好みに色々試してみると楽しいかと思います。

また、ファナテックのフォーラム「FanaLab」では一部ユーザーがチューニング設定を公開しています。それを試してみるのもいいですね。

Gran Turismo 7 (PS4/PS5) - Fanatec Recommended Settings
GeneralNotes:ThesettingsbelowareconsideredtobereasonablebaselinevaluesforGranTurismo7.

各ゲームの推奨設定については以下の記事でまとめています。

【FFB】ファナテック 各ゲームの推奨設定まとめ【PC/PS】
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