【GTI380】ゴルフGTI MT最終モデル登場【価格・スペック・発売日】

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フォルクスワーゲン

VWからゴルフGTIのマニュアル・トランスミッション最終モデルとなるスペシャルエディション「2024 フォルクスワーゲン ゴルフGTI 380」が登場しました。価格・スペック・発売日情報などをまとめています。ゴルフMT廃止についても解説しています。

【2024年型】ゴルフGTI 380概要

2023年8月30日、フォルクスワーゲンはゴルフのスポーツモデル「GTI」に最後のマニュアル・トランスミッション搭載となる特別仕様車【2024 Volkswagen Golf GTI 380】を設定しました。

「ゴルフGTI 380」は今回の発表にて2024と名前が付いていますが現行のMk8(8世代目)モデルです。2024年にはMk8.5(8.5世代目)となるマイナーチェンジ版が発売予定で、MTモデルは廃止予定です。そしてMk9(9世代目)と呼ばれるかは不明ですが、次期型ゴルフについてはガソリンエンジン自体も廃止される見込みです。

「ゴルフGTI 380」は、ゴルフGTIのマニュアルトランスミッション生産最終年を記念し、2024年型のすべてのGTIに特別装備が標準採用されます。装備ですが、19インチグロスブラックマルチスポークアルミホイール、グロスブラックルーフ、ミラーキャップ、専用外装色グラファイトグレーメタリックなど、個性的なデザインを採用しており、特別仕様車ではすべてのマニュアル・トリムにサマータイヤとDCCアダプティブ・ダンピング・システムを装備としています。

今回の発表では「ゴルフGTI 380」は北米市場限定で販売されるとアナウンスされており、2024年型がゴルフGTIおよびゴルフRの3ペダルモデル生産最終年だと説明しています。

フォルクスワーゲン・オブ・アメリカのプロダクト・マーケティング&ストラテジー担当上級副社長であるペタル・ダニロヴィッチは、今回の特別仕様車「ゴルフGTI 380」について以下のように述べています。

GTI 380は40年以上にわたってマニュアル装備のGTIを愛し続けてきたエンスージアストへの感謝の気持ちを伝えるものです。

“The GTI 380 conveys our appreciation for the enthusiasts who have continually demonstrated their love for the manual-equipped GTI for over four decades,” said Petar Danilovic, Senior Vice President of Product Marketing & Strategy for Volkswagen of America.

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また「380」の名称ですが、ゴルフMk8(8世代目)の内部モデルコードに由来しています。これは2002年に販売された4代目GTI 337特別仕様車が、Mk1 GTIの内部モデルコードを借用していたことにちなんでいる、とのことです。

特別装備について

「ゴルフGTI 380」装備などの詳細ですが、以下の通りです。

・2024年型となる「S、SE、Autobahn」すべてのモデルに「ゴルフGTI 380」の特別装備が設定

・DCCアダプティブ・ダンピング・システムを標準装備

・ゴルフR 20周年記念モデル用であるマルチスポークのグロスブラック19インチアルミ合金ホイールには、サマー・パフォーマンス・タイヤを装着

・グロスブラック塗装のルーフは、グロスブラックのミラーキャップと組み合わされる

・2024年型ゴルフGTIのカラーには、ディープブラック・パール、アトランティックブルー・メタリック、キングスレッド・メタリック、リフレックスシルバー・メタリック、ムーンストーン・グレー、オパールホワイト・パールに加え、GTI 380専用色のグラファイトグレー・メタリックが用意される。

インテリアですが、GTIの歴史に敬意を表しゴルフボールをモチーフにしたマニュアル・シフト・ノブやハニカム・アクセントが各世代のGTIに採用されています。SおよびSEグレードには、クラシックなスケープペーパープレイドのクロスシートが採用、ウィーン・レザーシートはAutobahnグレードに標準装備され、SEグレードではオプションとなります。

「ゴルフGTI 380」に搭載されるパワートレインですが、他の2024年型ゴルフGTI同様、最高出力245PSのEA888型2.0リッター4気筒ターボエンジンが採用されます。

また、7速デュアルクラッチDSGトランスミッションは、将来のGTIモデルやゴルフRにも搭載される予定とされています。

ゴルフGTI 380 発売日・価格

北米での発売日は2023年初秋を予定しています。価格は「GTI 380 S」が32,485ドル、「GTI 380 SE」が37,285ドル、「GTI 380 Autobahn」が40,625ドルからと発表されています。

GTI 380 S:32,485ドル(約476万円)
GTI 380 SE:37,285ドル(約546万円)
GTI 380 Autobahn:40,625ドル(約595万円)

日本国内ではこの「ゴルフGTI 380」は発表されておらず、国内販売は未定です。現在日本では、通常仕様のゴルフGTIは販売されていますが、7速DSGのみがラインナップされ、MT仕様は販売されていません。

ゴルフGTIのMTモデルを入手しようとなると、日本国内でも同様にMT搭載の限定モデルを待つしかないといった状況です。2024年型が本当にMT最後のモデルなのであれば、是非とも国内導入を期待しますね。

上記で説明したように、北米では2024年型がゴルフGTIおよびゴルフRの3ペダルモデル生産最終年だとされています。世界的に、また日本国内についてのアナウンスはされていませんが、恐らく同様に今後はMT仕様は販売されず、廃止になると思われます。

ちなみに、日本国内で現在販売されているゴルフGTI (7速DSG)の価格は税込で5,144,000円です

ゴルフGTI 380 スペック

エンジン:2.0リッター4気筒ターボ
最高出力:245PS
最大トルク:370Nm
トランスミッション:6速MT

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