2022年5月25日、ヤマハはスポーツヘリテージ「XSR900」の2022年モデルを発表しました。
新型XSR900はフルモデルチェンジが行われており、スタイルの一新、排気量アップ、運転支援技術の搭載といったアップデートがされています。
新型XSR900に搭載されるパワートレインは排気量を845ccから888ccへとアップした直列3気筒エンジンで、最高出力は120PSです。
ヤマハレーシングヘリテージを反映した新スタイルとなっており、最新の鋳造技術を駆使した軽量新フレームと軽量ホイールを採用しています。
車両挙動のきめ細かな制御を支える「IMU」(Inertial Measurement Unit)は「3軸角速度センサー」と「3軸加速度センサー」を使用することで6軸の検出が可能です。ECUには、3種の制御システム「バンク角も反映したトラクションコントロールシステム」「旋回性をサポートするSCS(スライドコントロールシステム)」「前輪の浮き上がり傾向時にライダーを支援するLIF(リフトコントロールシステム)」を搭載し、緊急制動時にも対応するBC(ブレーキコントロール)も装備しています。
D-MODE(走行モード切替システム)は、3種から4種の切り替えが可能となり、クルーズコントロールシステムが備わっています。
照射方向左右の広がりや明るさ、さらにバンク時の配光特性にも配慮したLEDヘッドランプ、回転数に応じて色が変化するデジタルバータコメーター、燃料計、平均燃費、水温計、外気温計、シフトインジケーターなどの機能を搭載した3.5 インチのフルカラーTFTメーターを採用しています。
クイックシフターはシフトアップ・ダウンに対応しています。
価格は税込1,210,000円、発売日は2022年6月30日を予定しています。
ボディカラー
ブルーメタリックC(ブルー/新色)
ブラックメタリックX(ブラック/新色)
スペック
エンジン:水冷4ストローク・DOHC・4バルブ・直列3気筒
排気量:888cc
最高出力:88kW(120PS) /10,000rpm
最大トルク:93Nm /7,000rpm
シート高:810mm