【オープンカーの呼び方】コンバーチブル、カブリオレ、ロードスター、スパイダー 名前の違いは何?

オープンカー

オープンカーの車種にはマツダ・ロードスター、911カブリオレ、458スパイダーなど様々な呼び方があります。
この記事ではそういったオープンカーの名称、呼び方の違いについて、解説していきます。

オープンカーとは

屋根がない、もしくは開閉ができる形状のクルマを「オープンカー」と言いますが、これは和製英語です。
海外では一般的に、オープンカーのことをコンバーチブルとか、カブリオレと言ったりします。
アメリカではコンバーチブル、フランスやドイツではカブリオレと呼ぶことが多いようです。
オープンカーというのは特定のモデル名に付くものではなく、屋根が開閉できるクルマ、全体を指して使われます。

オープンカーは和製英語と説明しましたが、海外でも古い記事などではオープンカー(an open car)といった表現がされていることがあります。しかし「ルーフがオープンしているクルマ」とは伝わりにくい為、英語の場合はコンバーチブル、コンバーチブルカーと言った方が通じやすいです。

コンバーチブル(Convertible)

「コンバート」というのは、変える、改装するといった意味の英語です。
そして、「コンバーチブル」は、変えられる、改装できるといった意味です。
オープンカーでいうと、「屋根を開けることができるクルマ」といった意味合いになります。
つまり、普段はクローズドだけど屋根をオープンにもできるといったことですね。

例えばBMW・MINIコンバーチブルや、レクサス・LCコンバーチブルなど、クローズドボディをベースにしたモデルや、4座モデルなど、屋根を開けることも”できる”といった車種によく付けられる名前です。

モデル例
BMW・MINIコンバーチブル
レクサス・LC500コンバーチブル

カブリオレ(Cabriolet)

カブリオレはコンバーチブルと同じく、「屋根を開けることができるクルマ」に使われます。
カブリオレはフランス語ですが、元々は屋根が開閉できる馬車に使われていた言葉です。
ドイツ車などに付けられることが多く、BMW・3シリーズカブリオレなど、コンバーチブルと同じくクローズドボディをベースにしたモデル、4座モデルなどに付けられることが多いですね。
また、ドイツ語にすると、カブリオ(KCabriolett)ですが、同じくオープンカーの名称に使われることがあります。

モデル例
ポルシェ・911カブリオレ
メルセデスベンツ・Cクラスカブリオレ
スマート・フォーツーカブリオ
シトロエン・DS3カブリオ

ロードスター(Roadster)

コンバーチブルやカブリオレと違って、元々ロードスターは「屋根のないクルマ」を指します。
アメリカで、屋根のない馬車のことをロードスターと呼んでいたようですね。
マツダ・ロードスターなど、2人乗りのまさに”オープンカー”なモデルに使われる名称です。

スピードスター・スパイダー

速くて軽量な車をスピードスターと呼んでおり、それがスピーダー・スパイダーに変遷した説、昔の4輪馬車が蜘蛛のような姿をしており、そこから来たなどの説があります。
「Spider」と「Spyder」と書かれることがありますが、これはメーカーの好みで付けられているものです。
ポルシェではSpyder、フェラーリでは488などではSpiderだったり、メーカー・モデルによって綴りはそれぞれです。
スパイダー・スピードスターはイタリア車に使われることが多いですね。

モデル例
オペル・スピードスター
ランボルギーニ・ウラカンスパイダー(Spyder)
ポルシェ・718スパイダー(Spyder)
フェラーリ・488スパイダー(Spider)
アルファロメオ・4Cスパイダー(Spider)

バルケッタ(Barchetta)

イタリア語で「小舟」を意味します。
フィアット・バルケッタ、フェラーリ・550バルケッタ・ピニンファリーナに使われています。

タルガトップ(Targatop)

ルーフ部分だけが開閉できるモデルです。
ポルシェ911のグレードとなっており、イタリアの「タルガ・フローリオ耐久レース」にちなんで付けられた名前です。(5連覇したポルシェが記念でつけたもの)
同じように、ルーフ部分だけが開閉できる、スープラ・エアロトップというモデルもあります。

ヴァリエッタ

S15型シルビアですが、「ヴァリエッタ」というモデルがあります。
これは実際、電動ルーフのカブリオレ/コンバーチブルですが、メーカーが独自に付けた名前ですね。
イタリア語のヴァリエッタ(varietà)ですが、英語で言うとバラエティです。さまざまな、変化といった意味ですので、オープンカーを連想させますね。

おわりに

それぞれの名前を語源などから見ていきました。
実際にはメーカーのチョイスで選ばれているので、語源通りに名付けられていない場合や、メーカー独自の名称があったりします。

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