カリフォルニアの概要
フェラーリ・カリフォルニアといえば、2008年から2013年まで販売されていたクーペカブリオレタイプのスポーツカーです。
エンジンは4,300CC V8エンジンを搭載し、2+2モデルとして普段使い出来るフェラーリ、エントリーモデルとして設定されました。
結論:マニュアルモデルは存在した
ここ最近はフェラーリのみならずスーパーカーはAT(DCT)へと移行しています。このカリフォルニアも同じくDCTモデルとして販売されていました。
しかしわずか数台のみですが、マニュアルバージョンのカリフォルニアが製造されてました。(おそらく6台ほどだと思われる)
6速マニュアルですね。写真をご覧下さい。
中古でマニュアルモデルは購入できる?
これは非常に難しいです。上述したように製造されたのは世界で数台のみであり、まず中古市場に出る事がほぼありません。
以前、パリのオークションで出品されたマニュアルモデルのフェラーリですが、435,000ドルの値がつけられたようです。日本円で5,000万円近くになるでしょうか、プレミア価格ですね。
オススメは初期モデルのカリフォルニア
さて、マニュアルモデルの購入は難しいですが、DCTのカリフォルニアは非常にオススメです。360やF430ではシングルクラッチのトランスミッションでしたが、カリフォルニアからDCTが採用されています。
シングルクラッチも味があって非常に良いですが、滑らかなシフトチェンジはDCTが勝ります。4人乗れてオープンカーにもなるフェラーリ、なかなか素敵なパッケージングですね。
2014年から、モデルチェンジしたカリフォルニアTが発売されています。こちらはターボモデルですので、モデルチェンジ前の自然吸気エンジンの方がフェラーリサウンドを楽しめるかと思います。
一番お買い得なフェラーリ?
このカリフォルニアですが、フェラーリラインナップの中でも非常にお買い得だと思っています。4人乗れる、オープンカーにもクーペにもなる、自然吸気が選べると、
こういったパッケージングながら中古価格は1,000万円ほどから存在しています。古さを感じさせないモデルの割にお買い得だと思います。
走りもサウンドも十分、”フェラーリ”していると思います。