中型免許(普通自動二輪)で乗れるイタリアンバイクスクランブラー(Scrambler)
これまでドゥカティのSSモデルから125ccのモタードバイクまで様々なバイクに乗ってきました。その経験からバイクのレビューをしていきます。
各バイクにそれぞれの良さはありますが、デザイン・スペック・使い勝手など全てを求めるのは難しいです。
今回はDucatiの400ccバイク スクランブラーSixty2がオールマイティーで最強の相棒になりそうなのでオススメポイントを紹介していきます。
スクランブラー Sixty2はドゥカティなのにオールマイティーなバイク
- サウンド
- デザイン
- 排気量がちょうどいい
- 乗りやすい(足つき性)
- スポーツ走行からオフロードまでこなす
主に上記について記載していきますが、Ducatiなのに乗りやすく、オールマイティーであることがポイントです。
普段使い用としてもガンガン使えそうなところが良いですね。
そしてDucatiなのでデザイン抜群、サウンドが素晴らしいこともオススメポイントです。
スクランブラー Sixty2とは?
イタリアのメーカー ドゥカティが販売する”スクランブラー”タイプのバイクです。スクランブラーとは、オンロードタイプのバイクにブロックタイヤを装着させて悪路を走行できるようにしたカスタムのことです。1960年代に流行ったこのカスタムスタイルをメーカーが公式にスクランブラーとして販売しています。他にもBMWやトライアンフからスクランブラータイプのバイクが販売されています。
ドゥカティではSixty2という400ccモデルから800cc、1100ccモデルが販売されています。
スクランブラー Sixty2のスペック
エンジン:L型ツイン、デスモドロミックタイミングシステム、2バルブ(各シリンダー)、空冷式
排気量:399cc
最高出力:30kW(40PS)
トランスミッション:6速
乾燥重量:167kg
車両重量:183kg
シート高:790mm
価格
価格:920,000円(税込)
【ローン購入】ドゥカティ スクランブラー Sixty2 ローン見積もりしてみた!【400cc】
Ducatiサウンドが素晴らしい
私がドゥカティを好きな理由の一つはエキゾーストサウンドです。L型二気筒のサウンドはドゥカティ独特で、非常に魅力的です。400ccのスクランブラー Sixty2ですが、そのサウンドは大型と同じく、素晴らしい音を奏でます。
以下にサウンド動画を紹介します。いずれもマフラー交換されていますが、いい音してますよね。
デザイン
ドゥカティらしさが出ており、オシャレなイタリアンバイクという感じです。ドゥカティの他のモデルと比べると大人しいデザインかもしれませんが、その分カスタムできる度合いは大きいです。カフェレーサースタイルやオフロード仕様など、カスタムの幅は広く、楽しめるところですね。
排気量がちょうどいい
上で説明したようにスクランブラーには800ccや1100ccのモデルも存在します。大型免許を持っているかで検討する選択肢は変わるとは思いますが、400ccはちょうどいい排気量だと思います。
大型バイクは圧倒的なパワーで魅力的ではありますが、持て余すことも多いです。
バイクにおいては400ccもあれば、不足に感じることはないでしょう。
大型バイクでは普段使いにおいて、過大なパワーで回せないストレスだったりと日常の相棒にするには大変なこともあります。400ccクラスで妥協のないバイク、スクランブラーSIXTY2がドゥカティにラインナップされているのは嬉しいことですね。
ちなみにこの400ccのSixty2ですが、日本だけでラインナップされている訳ではなく、海外でも販売されています。
海外でのレビューも気になったのでいくつか見てみましたが、街乗りがしやすい、長旅も快適、オフロード性能が良いなど、主に普段使いでの性能の良さや400ccというちょうどいいサイズの快適さなどが挙げられていました。
また、以下はスクランブラー Sixty2が高速道路で問題なく走行できるかという海外の動画ですが、全く問題なく走行できるようですね。
動画冒頭では120km/h程度での巡航、途中で160km/h近く出ているようです。また、最高速度は160-165km/hといったコメントもありました。
乗りやすい(足つき性)
スクランブラーSixty2はシート高が標準で790mmと非常に乗りやすいです。また車重も183kgとそこそこの重量です。取り回しのしやすいバイクじゃないと普段から乗るには大変で、結構ストレスになったりもします。
ドゥカティのSSモデルやハイパーモタードなんかは非常に尖っているモデルで魅力的ではありますが、シート高や扱いの面を考えるとスクランブラーの方が良いでしょう。
これは400ccが良いというよりも、大型バイク含めてドゥカティの中ではスクランブラーが一番扱いやすいバイク、ということです。
ちなみに過去にはモンスターの400ccモデルなどがありましたが、いずれも新車販売は終了しています。2020年現在、新車で購入できる400ccのドゥカティはスクランブラーのみです。
スポーツ走行からオフロードまでこなす
上で説明したようにスクランブラーは悪路を走行するためにカスタムされたものです。オンロードの性能を持ちながらもオフロードまでこなせるオールマイティなバイクです。本格的なオフロード走行までは難しいでしょうが、
ツーリング先でちょっとした悪路があっても、難なくこなせるでしょう。
どこでも走れてしまう懐の深さがいいですね。
これほどの悪路には使おうとは思わないかもですが、スクランブラーはキャンプツーリングにもいいですね。
おわりに
ここまでドゥカティ スクランブラー Sixty2のオススメポイントを見てきましたが、特に日常使いする方にオススメします。
400ccながら大型バイクと同等のデザイン・質感・サウンドを持つ、妥協のないバイクだと思います。
また、普段使いだけでなく、高速を使った走行やキャンプツーリングができるなど、オールマイティにこなすバイクです。まさに相棒となるバイクだと思います。