マトリックス4にドゥカティが再登場!
久々にマトリックスシリーズを鑑賞しましたが、やはりバイク好きとして印象的だったのはバイクチェイスシーンです。マトリックス2(リローデッド)のシーンで、車種はドゥカティ996でした。
シリーズ観賞後、マトリックス4の公開が決まっていたことを知り、バイクシーンはあるのかなと調べると、ドゥカティが再登場するということだったので解説してみたいと思います。
マトリックス4概要
マトリックスは一作目に続いてリローデッド、レボリューションズとこれまで3作品が公開されてきました。一作目が1999年、リローデッドとレボリューションズが2003年でした。
マトリックス4は2021年に公開予定で、正式なタイトルはマトリックス レザレクションズ(原題: The Matrix Resurrections)に決定しています。
マトリックス4に登場するバイクは?
ドゥカティ スクランブラー1100 PRO
ドゥカティのスクランブラーが登場するようです。以下、撮影中の画像を参照ください。画像を見る限り、運転しているのは主人公のネオ(キアヌ・リーブス)ではなく、トリニティ(キャリー=アン・モス)ですね。タンデムしており、後ろに乗車しているのがネオです。
動画
マトリックス レザレクションズのオフィシャルトレーラーが公開されました。
動画では2:10、2:20あたりにバイクシーンが登場しています。
ドゥカティ スクランブラーとは?
ドゥカティが2015年から販売しているクラシックスタイルのバイクです。オフロードっぽいスタイルで、普段使いもできるオシャレなデザインですね。最近はいろんなメーカーからスクランブラースタイルのバイクが登場しています。
ドゥカティのスクランブラーは中型免許で乗れる400cc、大型では800、1100と多様なモデルが用意されています。
今回、マトリックス4に登場するのは1100 PROというスクランブラーの中でもハイスペックなモデルのようです。
リローデッドの際にはマトリックスエディションが販売されたので、今回もなにかしらの限定モデルが販売、なんてこともあるかも?
ちなみにこのスクランブラーは非常に乗りやすいバイクでオススメです。車重もそこそこ、シート高は低く、大型バイク初心者でもイケちゃいます。
スクランブラーを購入したい場合は?
ドゥカティ スクランブラーは新車でラインナップされています。
保証つきで程度の良い中古車か、新車を購入するのが良いでしょう。
スクランブラー1100 PROのシート高が810mm、車両重量が206kgなので大型バイクとしては非常に乗りやすいでしょうね。
映画ヴェノムにもドゥカティ スクランブラーが
また、スクランブラーは映画ヴェノムにも登場していました。
こちらはフル・スロットルと1100 スペシャルというモデルだったようですね。Ducati公式サイトにも紹介があります。
動画はこちら
007 ノー・タイム・トゥ・ダイにはトライアンフのスクランブラーが
こちらはトレーラー。1:45くらいに一瞬映る。
さらに007 ノー・タイム・トゥ・ダイ(No Time to Die)にはトライアンフのスクランブラーが登場するとのこと。
その限定モデルとしてScrambler 1200 Bond Editionを世界250台限定で販売します。日本には割当て20台らしいですね。こういう限定モデルは後から中古で探すのは非常に難しくなりますね。。ちなみにこちらのスクランブラーはシート高870mm、乾燥重量で207kgなのでちょっと取り回し大変かもですね。ドゥカティのムルティストラーダのような感じでしょうか?
こちらは撮影(スタント)動画。撮影地はイタリアのMatera(マテーラ)。
というわけで、いま映画界ではスクランブラーが大人気ですね。
マトリックス リローデッドのドゥカティは?
リローデッドに登場したバイクは996 です。
こちらもネオではなく、トリニティが運転していたバイクです。
タンデムしていますが、後ろに乗るのはマトリックス4とは異なり、ネオではありません。(映画の細かいところは久々に鑑賞してみてくださいね。)
こちらが動画
996、今更ですが最近気になっている車種です。
やはり当時のデザインは素晴らしく、サウンドも今のバイクにはない魅力がありますね。
車体価格が安めなので、故障を踏まえて修理代をある程度用意しておけばイケるかも?と思っています。やはりバイクは実用性ではなくロマンを求めたい。
加えて125ccの普段乗りバイクがあるので尚更メインバイク(むしろ大型がサブ?)には趣味性の高い車種を選びたい、選びやすいという利点がありますね。
996が中古で欲しい場合は?
リローデッドに登場したのは996というモデルです。996には1人用の(monoposto)モノポストと、2人乗り用のbiposto(ビポスト)があります。日本には基本的にモノポストが正規輸入されていたようです。
ちなみに、イタリア語でbi=ふたつの、mono=ひとつの、posto=席・場所といった意味なので1人乗りはモノポスト、2人乗りはビポストということですね。単色・単調を意味するモノクロ・モノトーンも、”mono”がついてますよね。また、アルピナとかでビターボというのがありますが、これはbiturbo(ビトゥルボ)、つまりツインターボを意味するモノです。バイクや車は英語・イタリア語の勉強になります。
中古で見てみると、通常の996モノポストが記事を書いている時点で1台あり、70万円です。996SPSが130万円程度、996Rだと180万円前後で販売されています。いずれも走行距離は数千から1万キロ程度で、状態は良さそうです。
以下のリンクで現在の販売状況を確認できます。
私は後ろに人を乗せることもあり、ツーリング用に荷物を積むためにも2人用のビポストが欲しいところですが、やはり日本では入手はなかなか難しそうですね。
海外サイトを見てみるとビポストもちらほらありますね。
相場は日本とあまり変わらないようです。走行距離は日本より多めかもです。
クルマを並行輸入するよりかはハードル低いかも?しれません。
バイクの並行輸入については調べてみたいと思います。
Ducati 998 Matrix Edition マトリックスエディションを購入するには?
上で触れたマトリックスエディションですが、こちらは998がベースになっています。映画では996が登場し、998をベースにマトリックスエディションが作られた、ということですね。深緑で非常に渋い一台ですね。またこちらは映画と同じく2人乗り用のビポストモデルです。
これは日本の市場では現在見つけられませんでした。海外サイトを見ると何台かありましたが、見慣れないサイトばかりで、現在も販売中かは問い合わせしないと確認ができませんでした。価格に関してはプレミア化はしていないようで、100万円前後といったところでしょうか。ただ台数があまりにも少ないので相場は不明でした。
どうしても欲しい、という方は海外で探すのが手っ取り早いと思います。
リローデッドには他にもバイクが登場していた
リローデッドにはドゥカティ以外にもバイクが登場していました。
MV Agusta(MVアグスタ)のF4というモデルです。こちらはチェイスシーンではないのであまり注目されていないかもしれません。