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2022年11月22日、フィアットの電気自動車である「500e」をベースにした「アバルト500e」が発表されました。
ベースモデルである「フィアット 500e」では最高出力118PS、最大トルクは220Nmですが、「アバルト500e」ではそれぞれ155PS、235Nmとパフォーマンスが向上されています。
「アバルト 500e」の0-100km/h加速は7.0秒と、「フィアット 500e」に比較して2秒向上されています。ちなみにガソリンモデルの「595 コンペティツィオーネ」は最高出力180PS、最大トルク230Nm(SPORTスイッチ使用時:250Nm)、0-100km/h加速は6.7秒です。
「アバルト 500e」はピュアエレクトリックモデルということで、1.4L 直列4気筒ターボエンジンに代わって電気モーターが搭載されています。バッテリー容量はベースモデルの「フィアット 500e」と同じく42kWhとなっています。新たに出力85kWの急速充電システムへ対応しており、5分以内に航続距離約40kmの充電、また80%までの充電を35分で完了させることができます。航続距離に関してはまだ公表されていません。
「アバルト 500e」は「ツーリスモ」、「スコーピオン・ストリート」、「スコーピオン・トラック」といった3種類の走行モードが選択可能です。
「ツーリスモ」では出力を136PS、220Nmへ抑えた効率重視の設定、「スコーピオン・ストリート」では回生ブレーキを最大限に活用しながら高いパフォーマンスを発揮する設定、「スコーピオン・トラック」では最高のパフォーマンスを引き出す設定となっています。
アバルトではサウンドを重視しているということで、オプションにて「サウンドジェネレーター」を用意しています。これはアバルトのガソリンエンジンサウンドを再現したもので、スイッチによってオンオフの切り替えが可能です。
ボディタイプですが、ベースモデル同様、ハッチバックとカブリオレの2種類がラインナップされます。また、ローンチエディション「Scorpionissima(スコーピオニッシマ)」が導入されます。「スコーピオニッシマ」はアバルトブランド誕生年に敬意を表し、1,949台限定での販売となります。
日本導入は?
アバルトは発売時期をアナウンスしていませんが、日本導入も予定しています。
なお、欧州での納車開始は2023年と予想されています。
価格は?
価格についてはまだアナウンスされていません。なお日本でのベースモデル(フィアット 500e)の価格は4,730,000円〜5,200,000円です。
イタリア本国での価格
アバルト500eのイタリア本国での販売価格は37,950ユーロ〜です。(日本円で約602万円〜)
ハッチバック、カブリオどちらも同じ価格設定です。
今のところ2グレードが用意されており、ベースモデルが37,950ユーロ〜、そしてサウンドジェネレーターやレザー・アルカンターラのスポーツシートなどを採用したツーリズモが42,650ユーロ〜となっています。最高出力はどちらのモデルも155PSです。
個人的にはまだガソリンモデルと比べると魅力を感じられず、現行のガソリンモデルを今のうちに手に入れておきたいと思うところです。
スペック
アバルト 500e
バッテリー容量:42kWh
最高出力:113.7kW(155PS)
最大トルク:235Nm
航続距離:公表前(海外情報ではWLTCで264km程度)
駆動方式:FF
0-100km/h加速:7.0秒
ベースモデル(フィアット 500e)
バッテリー容量:42kWh
最高出力:87kW(118PS)
最大トルク:220Nm
航続距離:335km(WLTC)
駆動方式:FF
0-100km/h加速:9.0秒

0-100km/h加速動画

価格改定

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