フェラーリ「296GTB」のオープンモデル「296GTS」が間も無く登場?
V6エンジン・PHEVモデルの2シータースーパーカー「296 GTB」ですが、オープンモデルである「296GTS」が間も無く登場するとの情報があります。
公式にアナウンスされていない状況で、名称も「296GTS」に決まったわけではないです。
ただし、296GTSのプロトタイプがテスト走行している様子も撮影されており、発表までそう遠くないと予想されます。
また、予想レンダリングなども紹介しています。
296GTSのプロトタイプ
296GTSプロトタイプのロードテストが撮影されており、以下の動画ではルーフの継ぎ目が確認できますね。車体はカモフラージュされており、詳細までは確認が難しいです。
ルーフ形状はどうなる?
296GTSのルーフ形状はまだ確認できていません。
ちなみに、フェラーリ・812GTSでは電動式リトラクタブルハードトップを採用しており、14秒でオープン/クローズ、最大45km/hの速度でも開閉可能となっています。
296GTSも812GTSと同様、電動式になる可能性が高いとは思いますが、296GTBではエンジンルーム内の余裕がなく、手動で取り外すタルガトップ式になる可能性もあり得ます。
以前のフェラーリ・F355 GTSのようなルーフということですね。手動での開閉だとかなり面倒であり、”優雅”な感じでもなくなってしまうのがデメリットでしょうか。
(F355にはGTS以外にもスパイダーがあり、スパイダーはルーフのロックが手動、開閉は自動の”半自動式”です)
以下の動画では812GTSのルーフ開閉の様子を確認できます。
パフォーマンスは?
296GTBでは、搭載されるエンジンは2,992ccV6ターボで、最高出力は663cvです。また最高出力167cvのハイブリッドシステムを組み合わせ、総出力は830cvです。
0-100km/hは2.9秒、最高速度は330km/hです。
オープンモデルでは重量が増し、クーペモデルよりもパフォーマンスは落ちるのが一般的ですが、こちらも812を例として挙げると、812スーパーファストの乾燥重量は1,525kgで0-100km/h加速は2.9秒、812GTSの乾燥重量は1,645kgで0-100km/h加速は3.0秒となっており、重量は増加していますが同等のパフォーマンスを誇ります。
296GTSでもGTBと同等のパフォーマンスになると考えられます。
参考として296GTBのスペックを記載します。
296GTBのスペック
エンジン:V6ターボ
総排気量:2,992cc
ボアxストローク:88×82mm
バッテリー容量:7.45kWh
バッテリー出力:167cv(122kW)
エンジン出力:663cv(488kW)
総出力:830cv(610kW)@,8000rpm
最大トルク:740Nm @6,250rpm
乾燥重量:1,470kg
トランスミッション:8速F1 DCT
0-100km/h:2.9秒
0-200km/h:7.3秒
最高速度:330km/h
サウンド
以下のページでは296GTBのサウンド動画を紹介しています。
296GTSのデザインは?
オープンモデル「296GTS」の予想レンダリングが作成されています。
一例として以下の動画を紹介します。
812GTSなどのようにトンネルバック形状となっていますね。
296GTSの発売日は?
公式にアナウンスはされていませんが、海外メディアなどでは2022年前半には発表されると予想されています。
296GTSの価格は?
296GTBの国内価格は3,678万円です。
オープンモデルの方が価格は高くなりますが、例として812での価格差は395万円です。
812GTS:4,523万円