BMWがセダンタイプ(グランクーペ)の新型EV「i4」を発表しました。
デザインイメージを動画と併せて紹介しています。
また、価格・発売日・スペックについても情報を紹介しています。
デザイン
新型i4のデザインです。BMWが公式にアップしている動画も以下からチェックできます。
これまでのi3やi8の未来的なデザインと比べると、落ち着いた見た目です。
ガソリンモデルに近いデザインという感じでしょうか。また、最近の巨大グリルデザインになっています。
発売日はいつ?
2021年後半を予定していますが、日本導入、日本での発売日などは未定です。
スペック・航続距離は?
新型i4には複数のグレードが設定され、Mパフォーマンスもラインナップされるようです。
今のところ公式スペックは公表されていません。海外メディアなどでの予想スペックを以下に記載します。
また、アメリカのBMW公式サイトには目安となるスペック情報のみ記載されていました。(航続距離:〜300マイルなど)
パフォーマンス
最高出力:530PS
0-100km/h:約4.0秒
航続距離
i4の航続距離ですが、EPA基準で300マイルとされています。(約483km)
航続距離の測定法はいくつかあり、それによって大きく数値が変動します。
以下は、i4の航続距離を各基準に換算した、概算数値です。
EPA(アメリカ基準):483km
WLTC(国際基準):541km
JC08(日本基準):642km
アメリカのEPA基準が一番現実に近い数値です。
さらには走行シチュエーション、エアコンの利用などで変動します。
これはガソリン車でも同じく燃費に影響しますが、充電場所を選ぶEVの場合、航続距離は特に気になるところですね。
バッテリー容量・電費
i4ですが、容量80kWhのバッテリー搭載という情報があります。
EPA基準で計算すると電費は約6km/kWhということになります。
価格は?
価格ですが、公式アナウンス前です。
パフォーマンスから見ると、 ポルシェ・タイカン4S (パフォーマンスバッテリーモデル)に近いです。
タイカン4Sの価格は14,481,000円で、i4もこれに近い金額になるかもしれません。
i4とタイカン4Sを比較すると以下の通りです。
タイカンと比較
最高出力
i4:530PS
タイカン:530PS
0-100km/h
i4:4.0秒
タイカン:4.0秒
バッテリー容量
i4:80kWh
タイカン:79.2kWh
航続距離
EPA
i4:483km
タイカン:320km
WLTC
i4:541km
タイカン:408km
(タイカンはそれぞれ公式サイト記載の数値、i4は予想EPA数値から概算でWLTCを算出しています)
電費比較
ちなみにEPA基準で電費を比較すると、以下の通りです。(あくまで概算数値を元にしています)
i4:約6km/kWh
タイカン:約4km/kWh
予想スペック上ではBMW・i4のほうが優れたバッテリーパフォーマンスのようです。(低電費)