2022年7月1日、BMWは新型7シリーズを日本国内にて発表、販売を開始しました。
7シリーズはBMWのラグジュアリー・セダンで1977年に初めて登場しました。今回のモデルは第7世代となり、マイルドハイブリッドシステムを搭載したガソリン、ディーゼルモデルと、電気自動車モデルがラインナップされます。
ここでは電気自動車モデル「i7 xDrive60」のスペック、電費、航続距離などの情報をまとめて紹介しています。
なおスペックについては、いまのところヨーロッパ仕様車暫定値(参考値)となっており、日本仕様については変更となる可能性があります。
スペック、パフォーマンス
i7 xDrive60は最高出力258PSを発揮する1つの電気モーターが前輪に、そして最高出力313PSを発揮する1つの電気モーターが後輪にある、4輪駆動モデルです。
システム・トータルでの最高出力は544PS、最大トルクは745Nmで、0-100km/h加速は4.7秒となっています。
システム最大トルク:745Nm
0-100km/h:4.7秒
全長:5,391mm
全幅:1,950mm
全高:1,544mm
ホイールベース:3,215mm
価格
i7 xDrive60 M Sport:16,700,000円
航続距離
「i7 xDrive60」の航続距離はWLTCモードにて590-625kmとアナウンスされています。
ただし、ヨーロッパ仕様車暫定値(参考値)となっており、日本仕様については変更となる可能性があります。
また、あくまで参考値ではありますが、上記の航続距離をEPAモードに換算すると526.8-558kmとなります。
航続距離(EPAモード):526.8-558km(参考値)
電費
「i7 xDrive60」に搭載されるバッテリー総容量は101.7kWhで、航続距離(WLTC)を625kmとすると、電費は6.1km/kWhです。
また、こちらも参考値ですが、EPAモードにすると電費は5.5km/kWhです。
電費(EPA):5.5km/kWh(参考値)
「i7 xDrive60」は普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応しています。普通充電においては、自宅で6.4kWのBMWウォール・ボックス(200V/32A)の利用により、約17時間で、充電開始時0%の状態から100%まで充電できます。
急速充電(CHAdeMO)においては、現在主流となっている90kW充電器の利用により、約60分で、充電開始時0%の状態から約80%までの充電が完了します。また、10分の急速充電で、最大約80km程度の航続可能距離を伸ばすことが可能です。