【解説】グーバイク保証って必要?保証内容・料金解説【中古バイク】

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中古バイク検索などができるバイク情報メディア「グーバイク」ですが、2021年10月1日より中古バイクの修理保証サービス「グーバイク保証」を開始しました。

この記事では「グーバイク保証」の保証内容や注意点など解説しています。

グーバイク保証とは

グーバイク保証は対象となる中古バイクに2年間の保証を付けられる有償の修理保証サービスで、バイクの主要部品が保証対象となります。
保証だけではなく、ロードサービスも付帯されます。
全国どこでも修理可能で、最寄りの整備工場にて修理受付ができるとのことです。

グーバイクによると、ユーザーの居住地の都道府県外にあるバイク販売店の中古バイクを購入及び購入検討したユーザーは全体の65%となっており、遠方でバイクを購入しても安心できるようなサービスとしています。

クルマではグーネット保証やカーセンサーアフター保証といった中古車検索サイトが用意する有償保証制度がありますが、それのバイク版という感じですね。

グーバイクに掲載される全ての中古バイクが対象というわけではありませんがメーカー保証や販売店保証がないバイクに保証を付けられるので、保証が全くないより安心感が出るかと思います。

保証内容

対象車種

対象となるのはグーバイクに掲載される中古バイクのうち、以下の条件です。

・250cc以下:モデル年式が15年以内
・251cc以上:モデル年式が15年以内かつ初年度登録が10年以内
・海外製3輪バイクなど、一部グーバイク保証を受けられない車両がある

あまり古いモデルは保証対象外ということですね。
国内・海外メーカー問わず加入できます。

保証対象車の検索方法

以下のリンクから検索ができます。
対象車には「グーバイク保証付きプラン」と記載があります。

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保証期間

保証期間は2年間です。
上記の対象車種であれば国内・海外メーカー問わず2年間の保証が付帯されます。

クルマの保証では半年プラン、1年プランなどあったりしますが、グーバイク保証は2年間のみのプランとなっています。

加入料金

加入料金は排気量、国産・輸入車によって異なります。
輸入車の方が1.3倍ほど割高な価格設定です。

250cc以下251cc以上
国産車28,930円37,730円
輸入車38,830円49,830円

保証対象

グーバイク保証ではバイクの主要部品が保証対象となっています。

対象部品は以下の通りです。
なお消耗品、油脂類、ボディ装備品などは保証対象外です。

エンジン関係

シリンダーヘッド シリンダーブロック クランクシャフト コネクティングロッド ピストン/カムシャフト オイルポンプ スロットルボディ インジェクター クラッチアウター ミッション内部主要部品

フレーム関係

フレーム ブレーキキャリパ ステアリングハンドル ステアリングステム フロントフォーク リアクッション ラジエータ ホイール スイングアーム

電気関係

ハーネス類 スタータモータ 各センサー類 ACジェネレータ EFI イグニッションユニット

保証期間中は何度でも修理が可能です。ただし、購入額の80%もしくは250万円の低い方の金額までが上限とされます。

保証によっては免責金額といって一部の金額を自己負担する場合もあるのですが、グーバイク保証では免責なしとなっています。

ロードサービスが付帯

グーバイク保証に加入すると、グーバイクRoad Serviceが付帯します。

・24時間年中無休で電話受付
・トラブル現場にかけつけ修理
・レッカーサービス
といったサービス内容です。

かけつけ修理は30分程度の費用負担まで、レッカーでは100km以内までといった諸条件があります。

グーバイク保証とは | 新車・中古バイク情報 GooBike(グーバイク)
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グーバイク保証って必要?

グーバイク保証ですが保証期間が2年間と長期であること、そして加入料金がそこまで高くない、免責なしといった内容なので、条件は悪くないと思います。

保証箇所はあくまでバイクの主要部品のみですが、故障した場合、加入料金以上の修理費はかかってくるので、安心料としてはいいかと思います。

ちなみに、2015年の統計データによると、バイクの故障で最も多い箇所は電気系統といった結果があります。

バイクメーカー毎の故障率/壊れやすい部品ランキング
故障率はどれくらい?2015年と少し前の情報ですが、バイクメーカーごとの故障率レポートがありますので参考までにどうぞ。アメリカのコンシューマーレポートが発表したもので、購入してから4年間の間に故障する確率を統計としています。Reliabli...

故障のことを考えれば当然、新車が一番です。次いでメーカーが販売する中古車です。

各バイクメーカーでは2年間もしくは3年間の新車標準保証が付帯し、さらに延長保証制度が用意されていることもあります。中古車にも認定中古車保証を用意しているメーカーもあります。
メーカー保証は保証内容も手厚いので、できるのであれば新車もしくはメーカー保証付きの中古車購入がいいですね。

ただしメーカーではもう売っていない車種だったり、購入状況は様々だと思います。

何も保証がないバイクを購入するくらいであれば、グーネット保証を付けておいた方がいい、といった感じです。
ただし、対象車種は251cc以上だと初年度登録から10年以内といった条件です。あまり古い車両では加入できないので注意です。

また、消耗品などが保証されるわけではないのでコンディションの悪い車両を購入すると保証に加入していても維持費がかかります。

メーカーではない一般の販売店でもグーネットのような保証制度はあるので、どちらの保証の方がサービスが充実しているか比較するのがいいかと思います。

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