この記事では1,000万円の車を購入するために必要な年収、ローンの組み方、注意点などを解説しています。
通常ローン以外にも、残価設定型ローンで購入した場合の月々の支払額について解説しています。
・必要な年収はどれくらい?
・ローンで購入したい
・毎月の支払額は?
・頭金なし、フルローンでも大丈夫?
・残価設定型ローンが気になる
・ローンシミュレーションしてみたい
・維持費、税金についても知りたい
こういった疑問を解決します。
1,000万円の車、月々いくらで乗れる?
1,000万円の車ですが、一例として月々の支払いは以下のようになります。
フルローン:179,686円
頭金が250万円:134,765円
頭金が500万円:89,843円
フルローン:103,951円
頭金が250万円:58,323円
※支払期間が5年、金利3%の場合
必要な年収は?
車の購入費用は年収の半分とか言われることがあります。1,000万円の車であれば年収2,000万円が必要ということになります。
これはあくまで一つの目安で毎月、車にいくら使えるか、そしてどのように購入するかが重要です。
ローン:月々の支払い額はいくら?
1,000万円の車ですが、単純に5年で割ると1か月あたり約16.7万円、10年だと約8.3万円です。
以下ではローンで購入した場合の利子を含めた金額、また残価設定型ローンでの試算など紹介していきます。
フルローンの場合
頭金なし、フルローンの場合です。
金利3%、支払い期間を60回(5年)で設定すると毎月返済額は179,686円です。
120回(10年)であれば96,560円です。
利子合計は5年の場合781,191円、10年で1,587,236円となります。結構な金額ですね。
頭金を入れた場合
下取りなど、頭金を入れた場合です。
金利3%、支払い期間を60回(5年)で頭金が500万円の場合、毎月返済額は89,843円です。
頭金が250万円だと、134,765円となります。
残価設定型ローンの場合
残価設定型ローンとは
残価設定型(据置き)ローンとは、一定額を最終回にまとめて支払いすることで、毎月の支払額を減らすといったローンです。
最終回の支払いですが、残った金額を一括支払い、再度ローンを組む、もしくは車両を売却するといったことができます。
残価ローンのメリットは毎月の支払いがかなり安くなるといったことです。
ただし、最終支払い分を一括支払い、再ローン、もしくは車を売却(返却)する必要があります。
残価設定額を50%(500万円)に設定した場合
頭金なし、金利3%、支払い回数が60回(5年)だった場合、毎月返済額は103,951円です。さらに頭金を250万円入れると、毎月返済額は58,323円まで下がります。
ローンシミュレーション
以下のローンシミュレーターで借入額や金利、支払い回数を設定して返済額のシミュレーションができます。通常ローンと残価設定型ローンのシミュレーションができるので、比較などに利用ください。
本体価格(ローン)以外にかかるお金は?
車の購入にあたり、税金や維持費のことも事前に確認しておく必要があります。
税金は「自動車税」「重量税」「環境性能割」「自賠責保険」といったものがあり、車両年式・排気量・エコカー区分などから課税額が決定します。
維持費は、「ローン」に加え「駐車場代」「ガソリン代」「自動車保険料」そして「メンテナンス代」などがあります。
税金や自動車保険など決まった維持費は計算すれば数年先まで計画が立てられます。
以下のシミュレーターで計算ができます。
故障の修理費など
新車であれば新車保証、またメーカーによってはメンテナンスパックなども用意されているので数年先までの維持費は抑えられます。突然の故障による修理代なども新車保証でカバーできるので安心です。
中古車の場合ですが、修理費や消耗品の交換代などには要注意です。
1,000万円する車の場合、修理代や消耗品もかなり高価になります。
できれば認定中古車などコンディションが良く、保証の付いた車両をオススメします。
いずれにしても1,000万円クラスになると維持費はかなり高価になるので注意です。
現金一括と通常ローン、残価設定型ローンのメリット・デメリットや注意点などを以下の記事にまとめています。併せて参照ください。