【統計データ】車 一括・ローン どっちが多い?どっちがいい?【経験】

ローン

この記事では車の支払い方法として「現金一括」と「ローン」どちらが一般的に多いのか、またどちらのほうが良いのかを調査データ・実際の経験から解説しています。

さらにローンの場合、通常のカーローン以外に残価設定型ローンがあります。
それぞれの違いやメリット・デメリットも解説しています。

計算シミュレーションあり
ローン、税金、維持費、ガソリン代などを計算できる計算シミュレーションを作成しました。残価設定型ローンのシミュレーションも可能です。
・現金一括とローンどっちが多い?
・現金一括・ローンのメリット、デメリットは?
・ローンの場合、金利はどれくらいかかる?現金と比べていくら多くなる?
・通常のカーローン、残価設定型ローンどっちがいい?
・ローンシミュレーションをしてみたい
・税金、車の維持費もシミュレーションしたい

こういった疑問を解決します。

結論

・調査データによるとローン利用者は一定数いる

・できるならば現金一括のほうがいい

調査データによるとローン利用者は一定数います。
100万~数百万円の買い物なので、ローン利用は一般的ですね。

カーローン利用率は?

現金一括、ローンどちらが多いのか統計データを調べてみました。
日本自動車工業会「2019年度乗用車市場動向調査」という調査データによると、残価設定ローンによる購入が増加しており年齢が若いほど、そして購入価格が高いほど利用率が高くなっている、ということです。

https://www.jama.or.jp/lib/invest_analysis/pdf/2019PassengerCars.pdf

現保有車の支払い方法(新車購入)

まず、全体データを見ると、現金一括が66%、クレジットが22%、残価設定が11%、リースが2%となっています。

現金一括 クレジット 残価設定 リース
全体 66% 22% 11% 2%

購入時期が2018-2019年になると、現金一括が57%、クレジットが19%、残価設定が20%、リースが4%です。

現金一括 クレジット 残価設定 リース
2018-2019年 57% 19% 20% 4%

その内、年代が20代以下では現金一括が35%、クレジットが18%、残価設定が43%、リースが5%です。

現金一括 クレジット 残価設定 リース
20代以下 35% 18% 43% 5%

年々残価設定ローンの利用率が上がり、若い年代ではかなりの比率になっています。
20代以下では現金以外の比率の方が高くなっていますね。
全年代で見ても購入時期が2018-2019年では現金以外の比率は43%です。
ローン・残価設定ローンの利用者は一定数いることが分かりますね。

合計が100%を超えているデータがありますが、恐らく各項目の端数が四捨五入か切り上げられているからだと思います。

ローン利用者は一定数いる
・若い年代では残価設定ローンの利用者が多い

できるならば現金一括のほうがいい

現金・ローンどどちらがいいのかというと、「現金」のほうがいいです。
ローンの場合、当然ですが金利手数料がかかってきます。
借入額、金利などによりますがトータルで数十万円ほどの利子がかかることもあるので、現金で支払いができるなら、現金がいいです。
とはいえ車がすぐに必要だったり、手元に現金を残しておきたい場合など様々かと思います。
私は数台購入していますが、ほぼすべてローンで購入しています。ローンのデメリットや注意点をしっかりと踏まえたうえで利用したほうがいいです。

現金一括、ローンのメリット・デメリット

現金:デメリットなし
ローン:金利手数料がかかる

現金の場合

現金ですが、基本的にデメリットはありません。
手元から一気に現金がなくなるということくらいですが、それによって車の維持費が支払えないとか、生活に支障が出るいったことがなければデメリットは基本的にはありません。

手元に余裕がある場合は、現金支払いの方がいいですね。
車は税金や維持費などお金がかかるので、ローンがないのはかなり大きいです。

ちなみに、ディーラーではローンを勧めてくることもあります。
顧客にローンを組んでもらうことにより、ローン会社から手数料を得られるといったことがあるようです。
金利手数料以上の値引きがあればローンを組んでもいいかもしれませんね。

ローンの場合

メリット:車がすぐに手に入る、手元に現金を残しておける
デメリット:金利手数料がかかる、売却時に注意!

ローンのメリットは、クルマがすぐに手に入ることです。また手元に現金を残しておけます。

デメリットは金利手数料です。このあとローンシミュレーションの項目で実際にかかる手数料の説明をしますが、トータルではかなりの金額になる場合もあります。

また、ローン途中で車を売却する際は要注意です。
銀行系ローンであれば車の所有権が自分になることもありますが、ディーラーなどで組むカーローンでは車の所有権がローン会社になる場合が多いです。

車の所有権が自分でない場合、ローン残債があるまま売却はできません。
売却金額がローン残債を上回った場合であれば問題ありませんが、不足した場合、不足分を一括で支払う必要があります。
リセールのいい車を購入、なるべく頭金を入れて借入額を減らすなど検討も必要ですね。

経験からいうと

私の経験です。これまで車やバイクを数台購入してきましたが、ほぼローンで購入しています。頭金ほぼなし、毎月の支払い額はかなり高めで設定したこともあります。

どちらの方がいいかですが、やはり現金の方が余裕があって良いです。

ローンでの購入ですが、事前に細かくシミュレーションなどもしているので、想定外の事態が起きることはありませんでした。問題なく支払いを終えてきています。

購入時に気を付けたことは、
・数年先まで毎月の支払額をしっかり払えるか
・もし途中で売却した場合、差額を一括で支払いできるか
・(途中で売却する予定があれば)リセールを気にする
・ローン以外の税金や維持費の計算シミュレーションもしておく
・特に中古の場合、突然の修理費を支払いできるか

支払い期間の途中で乗り換えする場合もあり得るので、例えば2年後にローン残債がいくらで、リセールがいくらだから残金はこれくらいになる、といった想定もしておくといいです。

特に中古車の場合、税金やふだんの維持費以外にも突然の故障により修理費が発生することもあります。保証期間が長い車両を選ぶ、毎月の返済額を少なめにするなど余裕を持たせたほうが安心ですね。
保証がしっかりしている認定中古車もおすすめです。

金利手数料ってどれくらい?

ローン支払いの場合、金利手数料が発生します。
カーローンでは一般的に「元利均等返済」方式となっています。
計算はちょっと複雑なので、以下で紹介しているカーローンシミュレーターで実際に試してみてください。

例えば借入額が300万円、金利手数料が3%、支払い回数が36回(3年)の場合、利子はトータルで140,755円となります。一ヶ月あたりに換算すると約3,910円です。
ローンのメリットは「いますぐ手に入る」ことです。金利手数料が妥当なのか検討してからがいいですね。

【通常+残価設定型】カーローンシミュレーション【返済表あり】
残価設定・通常ローン・ボーナス設定ローンとして使えるカーローンシミュレーターです。 残価設定額を再ローンした場合のシミュレーションも可能です。 シミュレーション結果は、返済表で確認ができます。

残価設定型ローンってどう?

残価設定型ローンとは

残価設定型(据置き)ローンとは、一定額を最終回にまとめて支払いすることで、毎月の支払額を減らすといったローンです。
最終回の支払いですが、残った金額を一括支払い、再度ローンを組む、もしくは車両を売却するといったことができます。
残価ローンのメリットは毎月の支払いがかなり安くなるといったことです。
デメリットとしては最終回の支払いです。

最終分の支払い方法

一括支払いの場合
最終分を一括でまとめて支払い、ローンを完済するパターンです。
最終支払い分はかなりの金額になる場合が多いので注意です。

再度ローンを組む場合
最終回分を再ローンすることができます。
ただし、金利手数料に注意です。
残価設定ローンでは、最初にローンを組んだときに最終支払い分に対して既に金利がかかっていますが、再ローンをすれば再度、借入額(最終支払い分)に対して金利がかかります。

また、残価設定ローンは金利が低い場合が多いですが、再ローン時の金利は高いことが多いです。
そして初回同様、ローンの審査が必要となります。

車両を売却
ディーラー、ローン会社によりますが、最終支払い分を一定の条件付きで買取保証してくれます。
一定の条件というのが車両のコンディションだったり、走行距離です。
必ずしも決められた金額で買取してくれるわけではないので注意が必要です。

残価設定型ローンは長期保有には向いていない

あらかじめ長期間その車に乗ることがわかっている場合、残価設定型ローンは向いていません。

残価ローンでは最終支払い分を車両返却というかたちで完済し、次の車に乗り継いでいくというのがいいかと思います。
そのためなるべく車両のコンディションには注意し、そしてリセールのいい車を選ぶことが重要です。

ローン支払いすると現金と比べていくら多くなる?

実際にいくら価格が変わってくるのか解説していきます。

現金一括と通常ローン

例えば300万円の車を購入した場合、金利がなければ36回(3年)で割ると月当たり83,333円です。
これが金利3%のローンだった場合、月当たりの支払額は87,243円となります。
トータルでの利子は140,755円で、月当たり約3,910円余分に支払うということです。

通常ローンと残価設定型ローン

上記と同じ借入額300万円、36回払いで通常ローンと残価設定型ローンを比べてみます。
例えば、残価設定額が車体価格の50%(150万円)だった場合、月当たりの支払額は48,665円となります。利子合計は199,531円で、最終回の支払額は150万円です。

毎月の支払額はかなり減りますが、最終分の支払いをどうするのか計画が必要になります。

残価設定型ローンの最終支払い分を再ローン

通常ローン

300万円の車を60回(5年)、金利3%で購入した場合、通常ローンだと毎月返済額は53,906円で総返済額は3,234,333円です。

残価設定型ローン

300万円の車を36回(3年)、残価設定額が車体価格の50%(150万円)、金利3%で設定したとします。毎月返済額は48,665円で、総返済額は1,703,272円となります。
残価額の1,500,000円を再ローンしたとします。金利は6%、支払い回数が24回(2年)だと毎月返済額は66,480円、総返済額は1,595,533円となります。

初回ローンと再ローンの総額を合わせると3,298,805円です。
初回ローン、再ローンそれぞれに金利手数料がかかり、また再ローンの金利は初回と比べて高くなることがあるので長期間乗ることがわかっている場合は通常ローンの方がいいですね。

以下のローンシミュレーターで借入額や金利、支払い回数を設定して返済額のシミュレーションができます。

【通常+残価設定型】カーローンシミュレーション【返済表あり】
残価設定・通常ローン・ボーナス設定ローンとして使えるカーローンシミュレーターです。 残価設定額を再ローンした場合のシミュレーションも可能です。 シミュレーション結果は、返済表で確認ができます。

車の税金、維持費は?

車の購入にあたり、税金や維持費のことも事前に確認しておく必要があります。

税金は「自動車税」「重量税」「環境性能割」「自賠責保険」といったものがあり、車両年式・排気量・エコカー区分などから課税額が決定します。

維持費は、「ローン」に加え「駐車場代」「ガソリン代」「自動車保険料」そして「メンテナンス代」などがあります。

以下のシミュレーターで確認ができます。

【2022年最新】車の維持費・税金シミュレーション【計算ツール】
自動車・バイクの「自動車税」「重量税」「環境性能割」「自賠責保険」を算出するシミュレーターです。 また、ローン・ガソリン代などから月間・年間の維持費を算出します。

ローンでも、毎月の支払額を抑える方法は?

現金一括購入ではなくても、維持費・保険など全ての費用を緻密に計画すれば金利分をカバーできるかもしれません。
税金に関しては選んだ車の年式や排気量などに応じて決まってしまいますが、自動車保険などは上手く選べば節約できる場合もあります。いくつかの保険会社で金額・サービス内容を比較するといいかと思います。

また、車を乗り換えする場合であれば買取価格によってローン借入額も変動してきます。
こちらもディーラーの下取りだけではなく、買取業者の査定価格と比較するといいかと思います。

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