【故障まとめ】マツダは故障しやすい？故障率を解説【統計データ】

この記事では日本の自動車メーカー「マツダ」は故障しやすいのか、統計データなどを基に解説しています。

マツダですが、輸入車並みに壊れる、トヨタなどと比べて不安、といった意見を聞きます。実際のところどうなのか、2023年最新の統計データから故障率などについて説明していきます。トヨタなどの大手メーカーとデータ比較もしています。

新車なのか中古車なのかによっても結果は異なりますので、それぞれ解説しています。

マツダの故障率は？2023年版データ
中古車について
1. マツダの認定中古車制度について
2. 中古車販売店で購入する場合

マツダの故障率は？2023年版データ

ここで紹介する調査データ(ランキング)ですが、アメリカのコンシューマーレポートが発表したもので、実際のユーザーが報告した情報を基に作成されています。(2022年11月15日発表)

300,000以上のユーザーレポートを基に作成されたもので、2000年から2022年モデルのクルマが対象、過去12ヶ月以内に報告されたトラブルを集計しています。エンジン、トランスミッション、車載電子機器など、17のトラブル領域に渡った調査となっています。

【2023/2024】車メーカー・モデル別の故障率ランキング/故障の少ないクルマは？【統計】

信頼性の高い車を国産車・輸入車含め、メーカー・モデル別にランキングで紹介しています。実際のユーザーレポートを統計データにした、壊れにくい車のランキングとなっています。

メーカー別の故障が少ないランキング

マツダは4位にランクイン

トヨタ(72)
レクサス(72)
BMW(65)
マツダ(65)
ホンダ(62)
アウディ(60)
スバル(59)
アキュラ(57)
キア(54)
リンカーン(54)
ビュイック(54)
ジェネシス(52)
ヒュンダイ(46)
ボルボ(45)
日産(44)
ラム(42)
キャデラック(42)
フォード(41)
テスラ(40)
シボレー(40)
GMC(36)
フォルクスワーゲン(31)
ジープ(30)
メルセデス・ベンツ(26)

トヨタよりは低いですが、ホンダ、スバル、日産と比べると上位にランクインしています。マツダは国産車の中でも信頼性が高いことが分かります。

モデル別の故障が少ないランキング

5位にマツダ・ロードスターがランクイン

トヨタ・カローラハイブリッド
レクサス・GX
BMWミニ・ミニクーパー
トヨタ・プリウス
マツダ・ロードスター
リンカーン・コルセア
トヨタ・カローラ
スバル・クロストレック
BMW・3シリーズ
トヨタ・プリウスPHV

セダンやSUVが多くランクインしている中、スポーツカー(オープンカー)であるロードスターがランクインしています。

モデル別スコア(100点満点)

マツダ全体のスコアは65

ロードスター(85)
CX-5(71)
MAZDA3(58)
CX-9(57)
CX-30(52)

ここでもロードスターの信頼性が非常に高いことが分かります。

中古車について

上記では最新の調査データから信頼性について見てきましたが、中古車についても説明していきます。

メーカー限らず中古車の場合、部品交換やメンテナンスが必要な状態の車両が多くなってきます。国産車は輸入車に比べてメンテナンスが少なく済むと言われますが、それでも故障のリスクは存在します。認定中古車であれば長期保証が付帯していたり、状態の良い車両が用意されていたりしますが、一般的な中古車販売店で購入する場合、十分なメンテナンスが済んでいない個体も多く存在します。信頼できる販売店で購入する、なるべく長期の保証を付ける、といったことが重要です。

なお、マツダオーナーからは、クリーンディーゼルエンジンにおいてトラブルが発生するとのレビューが多くあります。
また、今後で言うとEVモデルについても注意が必要です。最新技術が多く採用された電気自動車はガソリン車・ハイブリッド車と比べると、信頼性が低いことが分かっています。電気自動車はガソリンエンジン車よりも部品点数が少ないですが、バッテリーパック、充電、電気駆動モーターや、従来にない最新の制御装置などが問題を引き起こすことがあります。