【EPA/WLTC】ATTO3 航続距離・電費・スペック情報【BYD】

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BYD

この記事では中国の自動車メーカー「BYD」が販売するミドルサイズSUV「ATTO 3(アットスリー)」の航続距離・電費・スペック・価格情報などをまとめています。

ATTO 3(アットスリー)概要

中国の自動車メーカー「BYD」は2022年7月、日本国内において「BYD Auto Japan株式会社」を設立しました。

その「BYD Auto Japan株式会社」が日本第一弾モデルとして発売したのがミドルサイズSUV型電気自動車の「ATTO 3(アットスリー)」です。全長4,455mm、全幅1,875mm、全高1,615 mmといったボディサイズです。また最小回転半径は5.35mです。

「ATTO 3(アットスリー)」は2022年2月に中国で販売を開始、その後シンガポールやオーストラリアなどでも販売が開始されているグローバルモデルです。またドイツやフランスなどを含む欧州9ヵ国での販売も決定しています。

日本での発売日は2023年1月31日で、当初の発売価格は税込で440万円です。2023年9月時点で値上げはされていない状況です。

また、後述しますがクリーンエネルギー自動車導入促進補助金対象モデル(85万円)となっています。

「ATTO 3(アットスリー)」は純粋なEV(電気自動車)モデルで、リチウムイオン電池を搭載しており、バッテリー容量は58.56kWh、WLTCモードでの航続距離は470kmとされています。

モーターの最高出力は150kW(204PS)、最大トルクは310Nmを発揮します。

2023年9月には第二弾モデルとなるコンパクトEV「BYD ドルフィン」が登場しています。
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BYDの特徴としては最先端のEV技術「ブレードバッテリー」、そしてEV専用のプラットフォーム「e-Platform 3.0」を採用していることです。

BYDは熱安定性の高いリン酸鉄リチウムを使用し、それを刀のように長くて薄い形状にしたブレードバッテリーを開発しました。これをバッテリーパック内に効率よく敷き詰めることで、安全性、強度、寿命の長さ、高い動力性を発揮するとのことです。

EV専用のプラットフォーム「e-Platform 3.0」ですが、ブレードバッテリー搭載を前提に開発されています。ブレードバッテリーとバッテリーパックがシャシーの一部を構成することによって高度な車体剛性と安全性を獲得、またモーターや制御システムなどを集積し一体化と軽量化を図るなど効率性を高めています。

「ATTO 3」には予測緊急ブレーキシステムやBYDアラウンドビューシステム、ブラインドスポットインフォメーションなど先進技術が備わっており、また「Euro NCAP」の安全性評価で最高評価の5つ星を獲得しています。

「ATTO 3」のスペック

「ATTO 3」は1グレード展開で、スペックは以下の通りです。

バッテリー総容量:58.56kWh
航続距離:470km(WLTCモード)
最高出力:150kW(204PS)
最大トルク:310Nm
駆動方式:FWD
トランスミッション:1段固定式
全長:4,455mm
全幅:1,875mm
全高:1,615 mm
ホイールベース:2,720mm
最小回転半径:5.35m
車両重量:1,750kg
乗車定員:5名

「ATTO 3」の価格

「ATTO 3」の日本国内での価格は税込で440万円です。

2023年1月31日の発売時から2023年9月現時点まで、今のところ値上げはされていない状況です。

2023年6月28日には国土交通省より型式指定認証を取得し、クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)85万円の対象モデルとして承認されています。

CEV補助金を考慮すると「ATTO 3(アットスリー)」の価格は実質355万円となります。

「ATTO 3」は純粋な電気自動車ということで「エコカー減税(自動車重量税)」では約30,000円の優遇、「自動車税(翌年度)」では約18,750円の優遇、そして「環境性能割」は非課税となります。

また、自治体によっては別途補助金や税制優遇が適用される場合があります。

BYDはファイナンスサービスをいくつか用意しています。

通常型ローン、残価設定型ローンに加え、頭金なしのサブスク型リース「BYD eフラット」を提供しています。

「BYD eフラット」は頭金0円・ボーナス払いなし4年間のリース商品です。「ATTO 3」の場合、毎月の支払いは44,440円からとなっており、車検やメンテナンス費用は別途となりますが、自動車税や登録諸費用、自賠責保険料などは含まれています。

車体料金は残価設定となっているため、期間満了時には新車に乗り換え、もしくはクルマを返却ということになります。

BYD eフラット | BYD Auto Japan株式会社
BYDAutoJapanがご用意しているBYDeフラットの紹介ページです。

「ATTO 3」の航続距離

「ATTO 3」の航続距離はWLTCモードで470kmです。発表当初、BYD調べでは485km(WLTC)とされていましたが、国土交通省審査値にて470kmと正式に決まっています。

以下にはあくまで参考値ですが、より実際の数値に近いと言われるEPAモードでの航続距離も記載しています。

航続距離(WLTC):470km
航続距離(EPA):419.6km(推定値)
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「ATTO 3」の電費

「ATTO 3」のバッテリー総容量は58.56kWh、航続距離は470kmのため、電費は8km/kWhということになります。こちらも参考としてEPAモードでの数値を記載しています。

電費(WLTC):8km/kWh
電費(EPA):7.2km/kWh(推定値)
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