【EPA/WLTC】BYDドルフィン 航続距離・電費・スペック・価格情報

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BYD

この記事では中国の自動車メーカー「BYD」が販売するコンパクトEV「BYD DOLPHIN(ドルフィン)」の航続距離・電費・スペック・価格情報などをまとめています。

「BYD DOLPHIN(ドルフィン)」概要

2023年9月20日、中国の自動車メーカー「BYD」は日本発売モデル第2弾として「BYD DOLPHIN(ドルフィン)」を発表しました。

「BYD DOLPHIN(ドルフィン)」はコンパクトEVモデルで、全長4,290mm、全幅1,770mm、全高1,550mmといったボディサイズです。また最小回転半径は5.2mです。

なお、日本第一弾モデルとして発売されたのは「ATTO 3(アットスリー)」で、こちらは2023年1月31日に登場しました。

【EPA/WLTC】ATTO3 航続距離・電費・スペック情報【BYD】
中国の自動車メーカー「BYD」が販売するミドルサイズSUV「ATTO 3(アットスリー)」の航続距離・電費・スペック・価格情報などをまとめています。

「ATTO 3」は全長4,455mm、全幅1,875mm、全高1,615 mmといったミドルサイズSUVモデルなので、「BYD ドルフィン」の方がより日本の道路事情に適したモデルと言えますね。

「ATTO 3」では1グレード展開でしたが、「BYD ドルフィン」ではベースグレードの「BYD DOLPHIN」と、航続距離の長い「BYD DOLPHIN Long Range」の2グレードを展開しています。

「BYD ドルフィン」には「ATTO 3」と同じく、BYDの特徴である最先端のEV技術「ブレードバッテリー」、そしてEV専用のプラットフォーム「e-Platform 3.0」を採用しています。

ブレードバッテリーは熱安定性の高いリン酸鉄リチウムを使用し、それを刀のように長く薄い形状にしたものです。これをバッテリーパック内に効率よく敷き詰めることで、安全性、強度、寿命の長さ、高い動力性を発揮するとのことです。

EV専用のプラットフォーム「e-Platform 3.0」ですが、ブレードバッテリーとバッテリーパックがシャシーの一部を構成することにより高度な車体剛性と安全性を獲得、またモーターや制御システムなどを集積し一体化と軽量化を図るなど効率性を高めています。

「BYD ドルフィン」にはアダプティブクルーズコントロール(ACC)とレーンキープアシスト(LKA)機能を組み合わせた「ナビゲーションパイロット」や、車線逸脱防止(LDP)、交通標識認識システム(TSR)、ブラインドスポットインフォメーション(BSD)、そして自動緊急ブレーキシステムなど多くの運転支援システムを2つのグレードに標準装備しています。

「BYD ドルフィン」のスペック

ベースグレードの「BYD DOLPHIN」には総容量44.9kWhのバッテリーが搭載され、航続距離はWLTCモードで400kmです。

「BYD DOLPHIN Long Range」は「ATTO 3」と同じく総容量58.56kWhのバッテリーが搭載されますが、航続距離は「ATTO 3」では470kmに対し、「BYD DOLPHIN Long Range」では476kmと多少伸びています。

「BYD DOLPHIN」

バッテリー総容量:44.9kWh
航続距離:400km(WLTCモード)
最高出力:70kW(95PS)
最大トルク:180Nm
駆動方式:FWD
全長:4,290mm
全幅:1,770mm
全高:1,550mm
ホイールベース:2,700mm
最小回転半径:5.2m
車両重量:1,520kg
乗車定員:5名

「BYD DOLPHIN Long Range」

バッテリー総容量:58.56kWh
航続距離:476km(WLTCモード)
最高出力:150kW(204PS)
最大トルク:310Nm
駆動方式:FWD
全長:4,290mm
全幅:1,770mm
全高:1,550mm
ホイールベース:2,700mm
最小回転半径:5.2m
車両重量:1,680kg
乗車定員:5名

「BYD ドルフィン」の価格

ベースグレードの「BYD DOLPHIN」は税込363万円、「BYD DOLPHIN Long Range」で税込407万円です。ちなみに第一弾モデルである「ATTO 3」は税込440万円です。

「BYD ドルフィン」はクリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)65万円の対象モデルです。(ATTO 3は85万円)

CEV補助金を考慮すると「BYD DOLPHIN」は実質298万円、「BYD DOLPHIN Long Range」は実質342万円ということになります。

また「BYD ドルフィン」は純粋な電気自動車モデルのため、「エコカー減税(自動車重量税)」では約30,000円の優遇、「自動車税(翌年度)」では約18,750円の優遇、そして「環境性能割」は非課税となります。これに加え、自治体によっては別途補助金や税制優遇が適用される場合があります。

BYDはファイナンスサービスとして、通常型ローン、残価設定型ローンに加え、頭金なしのサブスク型リース「BYD eフラット」を提供しています。

「BYD eフラット」は頭金0円・ボーナス払いなし4年間のリース商品です。「BYD ドルフィン」の場合、毎月の支払いは38,830円からとなっており、車検やメンテナンス費用は別途となりますが、自動車税や登録諸費用、自賠責保険料などは含まれています。

車体料金は残価設定となっているため、期間満了時には新車に乗り換え、もしくはクルマを返却ということになります。

BYD eフラット | BYD Auto Japan株式会社
BYDAutoJapanがご用意しているBYDeフラットの紹介ページです。

「BYD ドルフィン」の航続距離

WLTCモードでの航続距離ですが、ベースグレードの「BYD DOLPHIN」は400km、「BYD DOLPHIN Long Range」は476kmです。

以下にはあくまで参考値ですが、より実際の数値に近いと言われるEPAモードでの航続距離も記載しています。

BYD DOLPHIN
BYD DOLPHIN Long Range
WLTC400 km476 km
EPA(推定値)357.1 km425 km
【自動換算】電費モードを自動換算 EPA・WLTC・JC08・NEDC【電気自動車・EV】
電気自動車・電費の各基準について解説、自動換算シミュレーターを紹介しています。 シミュレーターでは、EPA・WLTC・JC08・NEDCの航続距離を相互に変換できます。

「BYD ドルフィン」の電費

ベースグレードの「BYD DOLPHIN」のバッテリー総容量は44.9kWh、航続距離は400kmのため、電費は8.9 km/kWh、「BYD DOLPHIN Long Range」のバッテリー総容量は58.56kWh、航続距離は476kmのため、電費は8.1 km/kWhです。

BYD DOLPHIN
BYD DOLPHIN Long Range
WLTC8.9 km/kWh8.1 km/kWh
EPA(推定値)8 km/kWh7.3 km/kWh

「BYD ドルフィン」の電費は従来のマイクロEVモデル並みの電費となっており、非常に効率性の高いクルマということになります。(ガソリン車で言う燃費のいいクルマである)

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