【解説】500万円の車を買う方法 年収は?/ローン/残価設定【購入】

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ローン

この記事では500万円の車を購入するために必要な年収、ローンの組み方、注意点などを解説しています。

記事を書いている私ですが、車体価格約400万円、オプションなど諸費用含めると約450万円ほどの車を購入した経験があります。
頭金ほぼなし、残価設定型ローンで購入しました。
500万円の車を購入するにあたり
・必要な年収は?
・ローンで購入したい
・毎月の支払額は?
・頭金なし、フルローンでも大丈夫?
・残価設定型ローンが気になる
・ローンシミュレーションしてみたい
・維持費、税金についても知りたい
・500万円で買える車種は?

こういった疑問を解決します。

必要な年収は?

車の購入費用は年収の半分とか言われることがあります。500万円の車であれば年収1000万円が必要ということになります。
ただ、これはあくまで一つの目安でしかありません。結局は毎月、車にいくら使えるか、そしてどのように購入するかが重要です。
例えば500万円を60回(5年)で支払った場合、一か月あたり約8.3万円です。また、残価設定型ローンで据置き額を50%にすれば250万円に対して月々支払いをすることになります。
ローンの場合、金利手数料がかかるので上記の通りではありませんが、購入する方法により実際に必要な年収、毎月の支払額は大きく変わるということです。

ローンで購入したい

500万円の車をローンで購入したい場合ですが、頭金の有無、ローンの種類で支払い額はかなり変動します。
余裕を持った月々の支払額にするためにも、フルローンではなく頭金をある程度入れた方がいいです。

フルローンで購入

500万円、フルローンで購入した場合の一例です。
金利3%、支払い回数が60回(5年)の場合、毎月返済額は89,843円となります。
利子合計は390,579円で、現金一括と比べて1か月あたり約6,510円余分に支払う計算になります。

残価設定型ローンで購入

残価設定型ローンとは

残価設定型(据置き)ローンとは、一定額を最終回にまとめて支払いすることで、毎月の支払額を減らすといったローンです。
最終回の支払いですが、残った金額を一括支払い、再度ローンを組む、もしくは車両を売却するといったことができます。
残価ローンのメリットは毎月の支払いがかなり安くなるといったことです。
ただし、最終支払い分を一括支払い、再ローン、もしくは車を売却(返却)する必要があります。

残価設定額を50%(250万円)に設定した場合
頭金なし、金利3%、支払い回数が60回(5年)だった場合、毎月返済額は51,975円です。

残価ローンでは最終支払い分を車両返却というかたちで完済し、次の車に乗り継いでいくというのがいいかと思います。
ディーラー、ローン会社によりますが、最終支払い分を一定の条件付きで買取保証してくれます。
ただし一定の条件というのが車両のコンディションや走行距離といった内容で、条件により買取価格が下がることがあります。
必ずしも買取金額が保証される訳ではないので注意です。

ローンシミュレーション

以下のローンシミュレーターで借入額や金利、支払い回数を設定して返済額のシミュレーションができます。通常ローンと残価設定型ローンのシミュレーションができるので、比較などに利用ください。

【通常+残価設定型】カーローンシミュレーション【返済表あり】
残価設定・通常ローン・ボーナス設定ローンとして使えるカーローンシミュレーターです。 残価設定額を再ローンした場合のシミュレーションも可能です。 シミュレーション結果は、返済表で確認ができます。

本体価格(ローン)以外にかかるお金は?

車の購入にあたり、税金や維持費のことも事前に確認しておく必要があります。

税金は「自動車税」「重量税」「環境性能割」「自賠責保険」といったものがあり、車両年式・排気量・エコカー区分などから課税額が決定します。

維持費は、「ローン」に加え「駐車場代」「ガソリン代」「自動車保険料」そして「メンテナンス代」などがあります。

税金や自動車保険など決まった維持費は計算すれば数年先まで計画が立てられます。
以下のシミュレーターで計算ができます。

【2022年最新】車の維持費・税金シミュレーション【計算ツール】
自動車・バイクの「自動車税」「重量税」「環境性能割」「自賠責保険」を算出するシミュレーターです。 また、ローン・ガソリン代などから月間・年間の維持費を算出します。

故障の修理費など

新車であれば新車保証、またメーカーによってはメンテナンスパックなども用意されているので数年先までの維持費は抑えられます。突然の故障による修理代なども新車保証でカバーできるので安心ですね。

中古車の場合ですが、修理費や消耗品の交換代などには要注意です。
500万円する車の場合、修理代や消耗品も高価になります。できれば認定中古車などコンディションが良く、保証の付いた車両をオススメします。

500万円で買える車は?

500万円程度で購入できる車種の例を紹介します。

新車の場合

メルセデス・ベンツ「A180セダン」:4,190,000円
アルファロメオ「ジュリア 2.0 TURBO SPRINT」:4,600,000円
レンジローバー 「イヴォーク」:4,950,000円

などがあります。
オプションや諸費用で数十万円〜、さらにローンの場合は利子が数十万円程度かかることもあるので、車体価格が450万円を超えるとトータルでの支払額はオーバーしてしまいます。
ただし新車の場合は保証が付いていること、数年先までのメンテナンス代が抑えられるのがメリットです。

中古車の場合

中古車の場合ですが、かなり選択肢はあります。

認定中古車
メルセデスAMG「A45 4MATIC」:4,000,000円〜
ミニ「John Cooper Works」:3,500,000円〜
ポルシェ「981ボクスター」:5,200,000円〜

コンディションが良く、メーカー保証付きの認定中古車もオススメです。
上記はあくまで記事を書いている時点のざっくりとした価格ですが、新車と比べてワンランク上の車種が狙えます。車両によっては豪華なオプション付きの場合もあります。

例えば保証期間が3年ならローン期間も3年以内にするなど、保証・ローン期間を揃えると、ローン支払い期間に想定外の出費が抑えられると思います。

ちなみに一般の中古車だと

アストンマーティン「V8 ヴァンテージ」:4,700,000円〜
マセラティ「グラントゥーリズモ」:3,800,000円〜

一般の中古車だとこういったモデルも価格帯としては狙えてきます。
しかし、新車価格が1,000万円やそれ以上するモデルの場合、メンテナンス代・修理費もすごいことになります。維持費に相当余裕を持てる場合以外はオススメできません。

車をローンで購入する場合、特に残価設定型ローンを利用する場合はしっかりと計画を立てたほうがいいです。
現金一括と通常ローン、残価設定型ローンのメリット・デメリットや注意点などを以下の記事にまとめています。併せて参照ください。
【統計データ】車 一括・ローン どっちが多い?どっちがいい?【経験】
車の購入方法で「現金一括」と「ローン」どちらが一般的に多いのか、またどちらのほうが良いのかを調査データ・実際の経験から解説しています。 また残価設定型ローンのメリット・デメリット、注意点なども解説しています。

 

 

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