【2022年】自動車保険 割引制度を比較してみた【7社】

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保険

自動車保険では各社、新車割引やエコカー割引、ゴールド免許割引などの「割引制度」を用意しています。

各社によって採用している割引制度は異なるため、自動車保険会社7社の割引制度を比較・まとめています。

また、ダイレクト型自動車保険会社では別途、「インターネット割引」を実施しており、「インターネット割引」については以下の記事で比較しています。

なお、インターネット割引ですが、各社はインターネット割引自体と証券ペーパーレス、早割などを含んだ価格で最大○円割引と紹介しています。
そのため、この記事では証券ペーパーレス、早割などは除外しています。

インターネット割引、証券ペーパーレス、早割については全て以下の記事で解説しています。

【2022年】自動車保険 インターネット割引を徹底比較【7社】
2022年最新版として、自動車保険会社7社のインターネット割引を比較しています。 新規契約・乗り換えと継続時の割引について、注意点なども解説しています。

各社の割引制度

各社が割引制度として掲げているサービス一覧を紹介しています。
それぞれ適用条件があるので、詳細はHPなどで契約前に確認ください。

ソニー損保

運転者限定割引

補償の対象となる運転者を限定する場合、保険料を割引きます。

範囲と割引率は以下の通りです。

補償される運転者の範囲割引率
記名被保険者のみに限定7%
記名被保険者とその配偶者に限定6%
記名被保険者とその家族に限定1%
限定しない割引なし

くりこし割引

ソニー損保では保険料は走る分だけとなっており、走らなかった分の保険料は、翌年にくりこしができます。

「走った距離」が契約距離区分の上限キロ数を「1,000km以上」下回る場合、その差額保険料に相当する額を、翌年の契約の保険料から割引きする、といったものです。

ゴールド免許割引

運転免許証の色がゴールドの場合、割引率は12%となります。

運転免許証の色割引率
ゴールド12%
ゴールド以外割引なし

新車割引

保険始期月が、新車登録後(初度登録後または初度検査後)49ヵ月以内なら、以下の割引率で保険料が割引されます。
(自家用(普通・小型)乗用車の場合)

新車登録後の経過期間割引率
13ヵ月以内9~19%
14~25ヵ月以内7~15%
26~37ヵ月以内5~10%
38~49ヵ月以内2~5%

継続割引

保険契約の継続回数に応じて、保険料が割引されます。

継続回数割引率
1回目1%
2回目1.50%
3回目以降2%

ASV割引(自動ブレーキ割引)

自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)が装着され、以下の適用条件を満たす場合に9%割引されます。

用途車種適用期間割引率
自家用普通乗用車
自家用小型乗用車
自家用軽四輪乗用車
保険始期日時点で発売から約3年以内
(型式が発売された年度に3を加算した年(暦年)の12月末までの期間)
9%

電気自動車割引

契約車両が電気自動車の場合、保険料が1,000円割引されます。
条件は以下の通りです。

1. 契約車両の用途車種が自家用(普通・小型・軽四輪)乗用車のいずれかであること。
2. ソニー損保の定める「電気自動車」※ であること。
3. 保険開始月が初度登録後(または初度検査後)37ヵ月以内であること。

※「電気自動車」とは電気を動力源とする自動車で、内燃機関を有するもの以外の自動車(自動車検査証などの「燃料の種類」欄に「電気」と記載されている自動車)をいいます。

セカンドカー割引(複数所有新規特則)

2台目以降の車にはじめて自動車保険を契約される場合、適用条件を満たせば、通常ノンフリート等級は6等級からスタートしますが、7等級からのスタートとなります。

マイページ新規申込割引

ソニー損保で自動車保険または医療保険を契約していて、新たに自動車保険をマイページから申込した場合、保険料が1,000円割引されます。
(初年度のみ。2年目以降は継続時複数契約割引が適用)

継続時複数契約割引

自動車保険の継続手続を行う場合、ソニー損保で別の自動車保険または医療保険の契約があれば継続契約の保険料が1,000円割引されます。

チューリッヒ

新車割引

契約する車が新車の場合には対人・対物賠償保険、人身傷害保険について割引が適用されます。
(自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車に限る)

※「新車」とは、保険期間の初日の属する月において初度登録後49ヵ月(初度登録年月の翌月から起算)以内の自動車をいいます。

エコカー割引

チューリッヒが認定する低公害車を対象に保険料割引が適用されます。
以下の条件があります。

保険期間の初日の属する月において初度登録後25ヵ月(初度登録年月の翌月から起算)以内の自動車(自家用普通乗用車・自家用小型乗用車・自家用軽四輪乗用車)

自動ブレーキ割引

「自動ブレーキ装置」を装備する車両に対して自動ブレーキ割引が適用されます。

自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車のいずれかであり、発売後約3年以内の型式であることが条件です。

ゴールド免許割引

記名被保険者の運転免許証の色(グリーン、ブルー、ゴールド)に応じて保険料が算出されます。
ゴールド、ブルーの場合に保険料が割引されます。

紹介割引

チューリッヒのスーパー自動車保険、スーパーバイク保険、スーパー傷害保険を契約されている方から、スーパー自動車保険の紹介を受けた方は、紹介割引(最大2,500円)が適用されます。
また、紹介者に書籍などに使えるギフトカード1,500円分(hontoカード)がプレゼントされます。

おとなの自動車保険

自動ブレーキ(ASV)割引

メーカー純正のAEB(衝突被害軽減ブレーキ)が搭載されており、かつ一定の条件を満たす場合に9%の割引が適用されます。
(割引が適用されない項目もあるため、年間保険料から9%が割引される訳ではありません。)
型式の発売年月から3年間といった条件があります。

電気・ハイブリッド車割引

契約の車が電気自動車、ハイブリッド車の場合に保険料が1,200円割引きされます。

自家用(普通・小型・軽四輪)乗用車かつ、保険始期日の属する月が初度登録年月(初度検査年月)の翌月から起算して13ヶ月以内の場合に対象となります。

ゴールド免許割引

車を主に使用される方がゴールド免許の場合、割引されます。
(車を主に使用される方が21歳以上の場合のみ対象)

セカンドカー割引(複数所有新規)

2台目以降の車にはじめて自動車保険を契約する場合、1台目の車がおとなの自動車保険・他社の契約に関わらず、適用条件を満たせば、7等級からスタートします。

おとなの2台目割引

2台目以降の契約は、保険料が600円割引になります。

SBI損保

ゴールド免許割引

運転免許証がゴールドの場合、最大約20%の割引となります。

新車割引

自家用(普通・小型・軽四輪)乗用車の場合で保険始期日が、新車登録後(初度登録後)25ヵ月以内のとき、保険料が最大約9%割引となります。

セーフティ・サポートカー割引/ASV割引

衝突被害軽減ブレーキ(AEB)装置が搭載された車の場合に適用されます。
型式発売年月が保険始期日の3年前の年の4月以降であることが条件です。

複数所有新規契約の割引

2台目以降の車で新たに自動車保険に加入される場合、ノンフリート等級が7等級からスタートされます。
(各種条件あり)

アクサダイレクト

子育て応援割引

同居する0〜12歳のお子さまとの移動のために契約の車を使用する場合、「使用目的」に応じて最大約3%の割引を適用されるといった制度です。

割引対象となる種目は、対人賠償保険、対物賠償保険、搭乗者傷害保険、車両保険および人身傷害補償特約となります。
(各種条件あり)

複数所有新規割引(2台目以降の割引制度)

2台目以降の車で初めて自動車保険を契約する際、ノンフリート等級が7等級からスタートされます。
(各種条件あり)

ASV割引

契約の車に衝突被害軽減ブレーキ(AEB)が装着されている場合、、対人賠償保険、対物賠償保険、搭乗者傷害保険、車両保険および人身傷害補償特約などの保険料が割引されます。

保険始期日が、契約の車の型式が発売された年度(4月始まり)に3を加算した年の12月末日までの期間にあることなどの条件があります。

三井ダイレクト損保

継続割引

契約の継続回数に応じて保険料が割引されます。

継続回数1回目2回目3回目以降
割引率1.0%1.5%2.0%
名称はじめて継続割引2回目継続割引長期継続割引

長期無事故割引

契約のノンフリート等級が20等級の場合で、以下の条件を充たすときに保険料が2%割引されます。

・過去1年以上20等級が適用されており、過去1年以上事故有係数適用期間が0年であること。
・過去1年間に3等級ダウン事故または1等級ダウン事故が発生していないこと。

長期無事故割引プラス

契約のノンフリート等級が20等級の場合で、以下の条件を充たすときに適用されます。

・長期無事故割引が適用される契約であること。
・前契約が三井ダイレクト損保であること。
・前契約において解約または中断証明書を発行していないこと。

適用年数1年目2年目3年目以降
割引率1.00%1.50%2.00%

複数台割引

三井ダイレクト損保で自動車保険またはバイク保険をご契約いただいている方が、新たに自動車保険またはバイク保険を三井ダイレクト損保の「Myホームページ」から契約した場合、保険料が1,000円割引されます。
(月払の場合は、この割引を適用した金額を基準として、月払保険料を計算)

ご紹介割引

三井ダイレクト損保のご契約者等からご紹介いただいた方が、申込書兼確認書またはお電話でお手続きいただいた場合において所定の要件を充たすとき、初年度に限り、保険料が2,000円割引されます。
(月払の場合は、この割引を適用した金額を基準として、月払保険料を計算)

セカンドカー割引

2台目以降の車ではじめて自動車保険を申し込みすると、ノンフリート等級が7等級からスタートされます。
(各種条件あり)

新車割引

契約の車が自家用普通乗用車、自家用小型乗用車または自家用軽四輪乗用車の場合、車の初度登録年月によって保険料が割引されます。
(保険始期日の属する月が初度登録年月の翌月から起算して49ヶ月以内のとき)

ASV割引

メーカー標準装備またはメーカーオプションのAEB(衝突被害軽減ブレーキ)を装着している場合、割引されます。
(契約の車の型式の発売年月が「契約の保険始期日の属する年から3年前の4月以降」であること)

イーデザイン損保

新車割引

保険開始日の属する月が初度登録年月の翌月から25ヶ月以内である場合、車両保険などに「新車割引」が適用されます。

ASV割引(自動ブレーキ割引)

保険開始日の属する年の3年前の4月以降に型式発売された自家用普通乗用車、自家用小型乗用車および自家用軽四輪乗用車で、自動ブレーキ装置が搭載されている場合、ASV割引が適用されます。

セカンドカー割引

2台目以降の車の自動車保険を新たに契約する場合、「セカンドカー割引」が適用され、等級が7等級からスタートします。
(各種条件あり)

無事故割引

イーデザイン損保の自動車保険(&e(アンディー)を除く)で1年間無事故の場合、翌年の保険料が2%割引されます。

継続割引

イーデザイン損保の自動車保険(&e(アンディー)を除く)で契約2年目以降となる場合、契約年数に応じて保険料が割引されます。

契約年数割引率
1年目0%
2年目0.5%
3年目1%
4年目1.5%
5年目2%
6年目2.5%
7年目~3%

まとめ

各社の割引制度について紹介してきました。
それぞれ名称は異なりますが、セカンドカー割引や自動ブレーキ割引など各社が実施している割引から、電気自動車割引や子育て応援割引など特徴的な割引があることが分かりました。

補足

ここでは各社がHP上で掲げる「割引制度」について記載しましたが、補足事項があります。

例えば三井ダイレクト損保では「ゴールド免許割引」制度はありません。しかしブルー、グリーン、ゴールド免許に応じて保険料の算出を行なっており、ゴールド免許はブルー、グリーンよりも安い保険料が算出される仕組みとなっています。

このように、HP上で「割引制度」と掲げていない内容もあるので、自身の条件でどの保険会社が一番お得なのかは見積もりをしたほうが確実です。

自動車保険の選び方

この記事では自動車保険の「割引制度」について比較してきましたが、保険会社によって「割引制度」が違うだけではなく「保険料自体」にも違いがあります。

というのも、自動車保険会社が独自に保険料を設定しているのが理由で、同じ加入条件でも保険会社によって保険料に差が生じてきます。

・検討している中で気になった保険会社があればその会社で見積もりをする
・一括見積もりサービスを利用する

どちらかの方法でいいかと思います。

自動車保険一括見積もり

ちなみに、調査データによると自動車保険の見直しをしたことで、平均30,879円安くなったという結果があります。
これは個人の状況によって異なりますが、かなり安くできる場合もある、ということですね。

一括見積もりサービス利用:平均30,879円/年 安くなった

※インズウェブを初めて利用された方2018年アンケート結果より(2018年1月1日~5月31日実施対象人数463人)

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