【計算ツール】中古車の環境性能割っていくら?計算方法・金額シミュレーター【中古車】

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税金

この記事では、中古車を購入した場合の環境性能割の計算方法を解説しています。(新車の場合も併せて紹介)
また、環境性能割の計算ツールを紹介しています。

自動車税・重量税などの計算方法については以下の解説記事を参照ください。

【計算ツール】2021最新 電気自動車の自動車税/重量税/環境性能割まとめ【EV】
電気自動車(EV)の自動車税、重量税、環境性能割について金額など詳しく解説しています。 2021〜2022年度最新版です。 また、税金・維持費を計算できるシミュレーターを作成しました。
【計算ツール】2021最新 PHEVの自動車税/重量税/環境性能割まとめ【プラグインハイブリッド】
プラグインハイブリッド(PHEV)の自動車税、重量税、環境性能割について金額など詳しく解説しています。 2021〜2022年度最新版です。 また、税金・維持費を計算できるシミュレーターを作成しました。
【計算ツール】2021最新 ハイブリッドカーの自動車税/重量税/環境性能割まとめ
ハイブリッドカーの自動車税、重量税、環境性能割について金額など詳しく解説しています。 2021〜2022年度最新版です。 また、税金・維持費を計算できるシミュレーターを作成しました。
【計算ツール】2021最新 ガソリン車の自動車税/重量税/環境性能割まとめ
ガソリン車の自動車税、重量税、環境性能割について金額など詳しく解説しています。 2021〜2022年度最新版です。 また、税金・維持費を計算できるシミュレーターを作成しました。
【計算ツール】2021最新 バイクの税金まとめ 軽自動車税/重量税/環境性能割
ガソリン車の自動車税、重量税ついて金額など詳しく解説しています。 2021〜2022年度最新版です。 また、税金・維持費を計算できるシミュレーターを作成しました。

環境性能割

以前の自動車取得税は廃止され、環境性能割が導入されました。
自動車の取得価額に対してかかる税金で、税率は燃費性能などに応じて決まります。

納める額
環境性能割ですが、自動車の取得価額(課税標準額) × 課税率 = 支払う金額となっています。

自動車の取得価額(課税標準額)

環境性能割は自動車の取得価額(課税標準額)× 課税率が納める額となっています。
取得価額ですが、課税標準額という車種・グレードに応じた基準額から算出されます。目安としては車体価格の約9割+カーナビやETC車載器などの付加物(オプション)を合計した金額となります。
なお、カバー類やスペアタイヤ、タイヤチェーンなどは付加物として含まれません。

課税率

課税率は燃費性能に応じた課税率となっており、条件によって0%~最大で3%までとなっています。
まず、電気自動車(普通車、軽自動車)・PHEV(普通車)、バイク(二輪車)は非課税です。
また、取得価額が50万円以下の場合も非課税です。

電気自動車(普通車、軽自動車):非課税
PHEV(普通車):非課税
バイク:非課税
取得価額が50万円以下:非課税
それ以外:燃費性能に応じて課税率が決まる

燃費性能に応じた課税率

燃費性能に応じた課税率は以下の通りです。

燃費性能普通車軽自動車
2030年度基準85%以上達成非課税非課税
2030年度基準75%以上達成1%非課税
2030年度基準60%以上達成2%1%
未達(該当なし)3%2%

なお、2021年12月までは臨時的軽減措置により1%軽減されており、以下の課税率が適用されます。

燃費性能普通車軽自動車
2030年度基準85%以上達成非課税非課税
2030年度基準75%以上達成非課税非課税
2030年度基準60%以上達成1%非課税
未達(該当なし)2%1%

計算方法

新車

新車の場合、以下の計算方法でかんたんに計算ができます。

計算方法:課税標準額(1,000円未満切り捨て) × 課税率 = 課税額(100円未満切り捨て)


課税標準額:100万円
課税率:3%
課税額:3万円

中古車

中古車の場合、新車で新規登録してからの経過年数に応じた残価率というものが計算に加わってきます。
新車新規登録から年数が経つほどに、支払う金額が少なくなります。

残価率

残価率ですが、車が新規登録された年からの経過年数に応じて決まります。

・1月1日から6月30日までの間に新規登録した場合:0.5年
・7月1日から12月31日までの間に新規登録した場合:1年

とカウントしますが、以下が例です。

購入するクルマが2021年に新規登録された場合
・2022年の1月から6月までに購入:1.5年
・2022年の7月から12月までに購入:2年

また、例えば2021年に新規登録されたクルマを同じ年(2021年)に購入した場合は1年とカウントされます。

そして、経過年数ごとの残価率は以下の通りです。
普通車では6年、軽自動車では4年が耐用年数となっており、以降は残価率が0となります。
課税標準額 x 残価率の結果が50万円以下の場合、非課税となります。

経過年数普通車軽自動車
1年0.6810.562
1.5年0.5610.422
2年0.4640.316
2.5年0.3820.237
3年0.3160.177
3.5年0.2610.133
4年0.2150.1
4.5年0.177
5年0.146
5.5年0.121
6年0.1

計算方法:課税標準額(1,000円未満切り捨て) × 残価率 × 課税率 = 課税額(100円未満切り捨て)


課税標準額:100万円
課税率:3%
経過年数:1.5年
課税額:16,830円

100円未満は切り捨てなので、実際の課税額は16,800円です。

計算シミュレーター

以下のシミュレーションでは車両年式(新規登録年)と購入年月、燃費性能などを入力して環境性能割の計算シミュレーションができます。
新車・中古車どちらも対応しており、ほかの税金や毎月の維持費も併せてシミュレーションできます。

【2022年最新】車の維持費・税金シミュレーション【計算ツール】
自動車・バイクの「自動車税」「重量税」「環境性能割」「自賠責保険」を算出するシミュレーターです。 また、ローン・ガソリン代などから月間・年間の維持費を算出します。

クルマの税金・維持費シミュレーター

車・バイクの税金・維持費シミュレーターです。
車両年式・排気量・エコカー区分などから「自動車税」「重量税」「環境性能割」「自賠責保険」の金額を算出します。
また、「ローン」「駐車場代」「ガソリン代」「自動車保険料」「車検費用」と「税金」から、月間・年間の維持費を算出します。
2021〜2022年度最新の課税率をもとに作成しています。

税金を計算

「自動車税」「重量税」「環境性能割」「自賠責保険」の金額を算出します。
条件は全て指定してください。


状態
購入年月
車両年式
タイプ
エンジン
車両重量
2030年度燃費基準
課税標準額 万円

計算結果:課税額

自動車税重量税
a- 円- 円
b- 円- 円
c- 円- 円
d- 円- 円
e- 円- 円
環境性能割- 円
自賠責保険(1ヶ月あたり)- 円

毎月・毎年の維持費

指定期間に対する月間・年間の維持費を算出します。
上記結果の「自動車税」「重量税」「自賠責保険」を含みます。
環境性能割は含みません。


ローン (月間)
駐車場 (月間)
ガソリン代 (月間)
自動車保険料 (月間)
車検費用 (指定期間での費用)
指定期間

計算結果:維持費

月間- 円
年間- 円
期間合計- 円

備考

・実際の課税額と差が出る場合があるので、結果は目安としてください。
・自賠責保険は3年加入時の保険料を1か月あたりにしています。
・重量税は車検ごとの支払いですが、年で割った金額表記をしています。
・環境性能割の課税率など、2022年度以降の課税率を先取りしています。

その他、詳細については解説記事を作成中です。

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