車の購入・維持費ガイド 2022年最新版
- 初めての車選び
- 車の乗り換え
- 維持費を抑えたい
- ワンランク上の車がほしい
など、これから車を購入する方向けに購入ガイドを作成しました。
車の選び方やお金に関することについて解説しています。
また、維持費についても扱っているので、すでに車を所有していて月々の維持費を抑えたい場合も参考にしてみてください。
・購入先はどこがいい?
・年収に対する車の適正な価格を知りたい
・一括orローン、残価設定型ローンのメリット、デメリット
・車のリセールバリューについて知りたい
・車の故障について知りたい
・車にかかる税金を計算したい
・月々の維持費をシミュレーションしたい
こういった疑問に答えます。
この記事を読むと
・損をしない買い方がわかる
・維持費を抑える方法が分かる
・中古車(故障)のリスクを知ることができる
車の購入・維持において、失敗しない為の情報を詳しく解説しています。
車の購入や維持費に関して「よくわからない部分」がすべて把握できるようになります。
車を購入するにあたり、ここまで細かく試算、検討することはないかもしれません。
しかし1台100~数百万円する買い物です。また、車は維持費も相当かかるので、損をしないためにもしっかりと試算・検討することは重要だと思います。
記事の信頼性
記事を書いている私は、20代のうちに合計1,000万円以上ローンで車を購入し、維持してきました。
維持費・故障が不安と言われる輸入車も何台か乗り継いできましたが、当初は車について詳しくなかったのでお店で言われるがままに購入してきました。結果として故障トラブル、想定していなかった費用がかかったりと失敗もいくつかありました。
しかし、数台目以降の購入時からは事前にしっかりとプランを立てているおかげもあって、想定通りの維持費で済むようになりました。
収入に対して2ランクくらい上の車を購入したこともありますが、どうにかなってます。
現在ですが、このブログでローンや税金、維持費の計算シミュレーションを作成するなどしています。
初めての購入であっても故障トラブル、想定外の費用がかからないのがベストなので、私の失敗、経験から購入時の参考にしてもらえればと思います。
購入ガイド
ここからは車の購入ガイドです。
項目ごとに、順番に解説していきます。
特に初めて購入する場合など、何から調べればいいか分からないといったこともあると思います。
車を購入するにあたって気をつけるポイント、維持をする上で今後かかってくる費用、そして損をしないための購入方法を順序立てて解説しています。
記事の中では私が作成したローンのシミュレーター、税金や維持費を計算するシミュレーターを紹介していますので、これから購入する車種の購入費・維持費が把握できます。
①クルマを決める:自分の理想のクルマを手に入れる
まずは車選びからです。リセールバリューの高い車、故障しにくい車についてなど解説しています。
また、ワンランクもしくはツーランク上の車が気になるといった場合ですが、とりあえずシミュレーションだけしてみてもいいかと思います。
車はローンの組み方など購入方法によって月々の支払額は大きく変わります。
ほしい車が決まっていない場合
具体的にほしい車が決まっていない場合は
・故障しにくい車を調べる
こういった情報を参考にしてみてください。
リセールバリューの高い車は乗り換え時に有利で、故障しにくい車は維持費を抑えられます。
以下の記事ではそれぞれ、リセールバリューランキング、メーカー別の故障ランキングを紹介しています。
リセールバリューの影響
趣味で乗る車や、この車が欲しいと決まっている場合はリセールバリューを気にすることはないかもしれません。リセールバリューだけで車選びをする必要もないかとは思います。
ただし、残価設定型ローンを利用する場合や、定期的に車を乗り換えする場合はリセールバリューについて参考として確認しておきましょう。
10年以上乗る場合など、車を当分売却しない場合はあまり関係ありませんが、数年後に買取をして車を乗り継いでいく場合、リセールバリューは今後の購入費用に大きく影響します。
例えば300万円の車で、3年後にリセールバリューが本体価格の60%だった場合、買取価格は180万円、40%だった場合、買取価格は120万円です。差額は60万円なので、かなり大きいですね。
人気・不人気の車種でここまでの差が生まれることはあり得ます。
ここでは差額60万円となりますが、買取価格はローンの相殺、もしくは次に購入する車の頭金になります。
また、買取価格はそのモデルが人気か、不人気かだけで決まるものではありません。ディーラーで下取りをするのか、どの買取業者で買い取ってもらうのかでも変わってきます。乗り換え時の下取り・買取についてはこの後の項目で解説しています。
故障しやすい(維持費が高い)車はどうすればいい?
特に輸入車などは故障が発生しやすく、維持費が高いといったイメージがあるかと思います。上で紹介した故障車ランキングでも、たしかに国産車のほうが有利なことが分かるかと思います。
故障しやすい、維持費が高い車は新車で購入するのが一番安心です。もしくは中古車の場合は「認定中古車」を利用することです。
新車、中古車のメリット・デメリットや車の購入先についてもこの後の項目で解説しています。
参考:購入前に試乗、レンタカーしてみる?
購入検討しているモデルはディーラーなどで試乗できますが、試乗時間が短く、じっくり検討できないこともあるかと思います。ディーラーによっては長時間の貸し出しをしてくれる場合もあるので、そういった機会を利用するといいですね。
また、いっそのことレンタカーしてしまうのもアリだと思います。
料金は多少かかりますが、1日借りてじっくり検討ができます。
購入してから思ってたのと違う、とならないように実際に長時間運転してみて検討が可能です。
最近では乗用車だけではなくスポーツカーなどの趣味車がレンタルできるお店も増えてきています。
いろいろな車に乗って検討するのもいいかもしれませんね。
②購入先を決める
車の購入先、コンディションによって購入価格やその後の維持費が大きく変わります。それぞれのメリット・デメリットを解説します。特に中古車の場合、保証期間や内容については購入前に要チェックです。
新車or中古車どっちがいい?
新車、中古車のメリット・デメリットについてです。
新車
新車のメリット
・当然パーツも新品なので、交換までのサイクルが長い→メンテナンス・修理代が安い
新車はとにかく安心です。保証期間が長く、メンテナンス費用も最初の数年は非常に安く済みます。最近ではメーカーのメンテナンスパックもあるので数年先までの維持費を計算しやすいです。
新車のデメリット
・値落ちが大きい車だと損をする
新車ですが、もちろん中古車に比べて高価です。
また輸入車はリセールバリューが低いメーカーが多く、乗り換え時に損をすることもあります。
ずっと乗り続ける場合はいいですが、短期間で乗り換えする場合はリセールバリューに注意が必要です。
逆に言うと、リセールバリューが低い車を中古で購入するのはお得ですね。
中古車
中古車のメリット
・輸入車はリセールバリューが低いメーカー・モデルが多いので狙い目→ワンランク上のクルマが狙えることも
・オプション満載のクルマがお得に手に入ることがある
・納期が比較的早い→新車の場合、特にオプションを選択すると納期が長くなることがある
中古車のデメリット
・状態の良い車を判断するのが難しい
・新車と比べて保証が短い、もしくは保証がない→故障時は全て自己負担
中古車は新車と比べて安いですが、保証期間が短い場合や保証自体ない場合もあります。
状態の良い車かどうか判断することも難しいです。
大きな故障が発生した際、数十万円以上の費用がかかることもあるため、安いからといって購入するのは危険です。
ただし、購入先や保証条件によってはお得に、そして安心に購入する方法もあります。次の購入先の項目で解説しています。
中古車の購入先
認定中古車or一般販売店どっちがいい?
新車の場合は、メーカー正規ディーラーで購入するのが一般的ですが、ここでは中古車の購入先について解説します。
ちなみに私は新車・認定中古車・一般的な中古車販売店それぞれで購入したことがあり、それぞれのメリット・デメリットを痛感しました。
結論として、安心して中古車を購入するなら「認定中古車」一択です。
・一般的な中古車販売店
・オークションや個人売買
といった購入方法があります。
知り合いから購入したり、知識があってオークションで購入するのはいいとして、基本的には正規ディーラー(認定中古車)での購入が一番安心です。
各メーカーでは認定中古車といって、新車登録から○年以内、走行距離○万キロ以内、など一定の品質を満たした中古車を販売しています。
その分だけ車両価格は高くはなりますが、保証期間が長い、保証内容が手厚いといったメリットがあります。
また整備がしっかりと実施されており、車の状態が良いです。
メーカーによりますが、納車前に最大100項目の点検を実施するなどしていて、ディーラーが認定中古車として販売できる良い状態の車をしっかりと厳選しています。
当然保証をつける訳なので、すぐ壊れる車両を販売するわけにもいかないということですね。メーカーとしての看板もあり、安心感はあります。
ただ、新車と保証内容が違う場合などもあるので注意しましょう。またメンテナンスパックがない場合、基本的に消耗品は保証対象外なので、次の車検時までにどの部品の交換が必要になりそうかなど、確認は必要です。
私の場合はアルファロメオを認定中古車・新車それぞれで購入しましたが、どちらもアフターサービスが素晴らしかったです。認定中古車だから扱いが悪いといったことはなかったです。
以下がそれぞれ新車、認定中古車、一般の販売店で購入してみた結果です。
また、各メーカーの認定中古車保証内容・期間についてもまとめています。
新車
認定中古車
一般販売店
各メーカーの認定中古車保証について
一般的な中古車販売店で購入すると?
一般的な中古車販売店ですが、対応・保証内容はそれぞれなので安心できるお店を見つけるのは非常に難しいです。
私が初めて車を購入したのは一般の中古車販売店でしたが、サービスは正直あまり良くなく、車はすぐに壊れました。
価格で言えば認定中古車よりも安いので、しっかりとしたお店を選ぶのがポイントです。
・車の状態をしっかりと説明してくれるか
・(専門店など)メーカー・モデルに詳しいお店を選ぶ
・1年以上の保証が付いているか
・保証内容が認定中古車の水準と同等であるか
まず、保証のない車はオススメしません。最低でも1年以上は保証があった方がいいかと思います。
そして一番大事なのは保証内容です。販売店によって保証内容は異なり、保証範囲が狭いことがあります。
保証期間が長くても保証範囲がごく一部であればあまり意味はありません。
新車保証や認定中古車の保証内容と比べてみるといいですね。
あとは、カーセンサーアフター保証を利用する方法もあります。
中古車検索サイト「カーセンサー」では、全国の提携販売店で販売されている中古車を探すことができますが、このカーセンサーで取り扱いをしている車両には「カーセンサーアフター保証」を付けることができます。
国産車では最長3年、輸入車では最長2年間の保証に加入できます。
初度登録から13年未満などの条件はありますので、条件は以下の記事を参照ください。
中古車を探してもらう
価格の安い中古車が欲しいけど、安心して購入したいといった場合「ガリバーの中古車提案サービス」といった選択肢もあります。
・全車修復歴をチェック済
・全車保証付き(最長10年保証が付けられる)
・100日以内なら返品ができる
まず、全車修復歴をチェック済です。そして有償ですが、最長で10年間の保証に加入することができます。(輸入車は最長5年)
納車後100日以内なら返品ができるといったサービスもあります。(輸入車は30日以内)
各種、条件はありますが長期保証があるのは嬉しいですね。
以下のページではガリバーの中古車保証について解説しています。
③支払方法を決める
ここでは車の支払方法について解説します。一括・ローンのどちらにするか、またローンであれば通常ローンと残価設定型ローンの違い、年収と車の価格についてなど説明していきます。
ローンシミュレーターを作成しているので、実際に計算を試すこともできます。
一括orローンどっちがいい?どっちが一般的?
ローンの場合金利がかかるので、一括で支払いできるのであれば一括の方が当然いいです。
とはいえ、100万円~数百万円となるのでローンでの支払いも一般的です。
ポイントとしては、ローンを組むことによって
・設定した毎月の支払い額で、継続して支払いができるのか
一括であれば数年間貯金しなければいけない金額をローンならすぐに購入できるわけですが、ローンには金利がかかってきます。
その金利が合計でいくらかかるのか、確認した上で利用したいですね。
そして、特に中古車の場合、思いがけない出費もあり得るので毎月の支払額は余裕を持ったほうが安心です。
以下の記事では一括・ローンどちらが一般的なのか、統計データから解説をしています。
一括・ローンのメリット、デメリットについても解説しています。
データを見るとローン利用は一般的であり、最近では残価設定型ローンを使う人が多いです。
残価設定型ローンのメリットや注意点
残価設定型(据置き)ローンとは、一定額を最終回にまとめて支払いすることで、毎月の支払額を減らすといったローンです。
最終回の支払いですが、残った金額を一括支払い、再度ローンを組む、もしくは車両を売却するといったことができます。
残価ローンのメリットは毎月の支払いがかなり安くなるといったことです。
デメリットとしては最終回の支払いです。
最終回の支払い方法
一括支払いの場合
最終分を一括でまとめて支払い、ローンを完済するパターンです。
最終支払い分はかなりの金額になる場合が多いので注意です。
再度ローンを組む場合
最終回分を再ローンすることができます。
ただし、金利手数料に注意です。
残価設定型ローンでは、最初にローンを組んだときに最終支払い分に対して既に金利がかかっていますが、再ローンをすれば再度、借入額(最終支払い分)に対して金利がかかります。
また、残価設定型ローンは金利が低い場合が多いですが、再ローン時の金利は高いことが多いです。
そして初回同様、ローンの審査が必要となります。
車両を売却
ディーラー、ローン会社によりますが、最終支払い分を一定の条件付きで買取保証してくれます。
一定の条件というのが車両のコンディションだったり、走行距離です。
必ずしも決められた金額で買取してくれるわけではないので注意が必要です。
残価設定型ローンは長期保有には向いていない
あらかじめ長期間その車に乗ることがわかっている場合、残価設定型ローンは向いていません。
残価ローンでは最終支払い分を車両返却というかたちで完済し、次の車に乗り継いでいくというのがいいかと思います。
そのためなるべく車両のコンディションには注意し、そしてリセールバリューの高い車を選ぶことが重要です。
年収と車体価格の関係
以下の記事では、年収に対して適正な車の価格はどれくらいなのかを解説しています。
一般的に車の購入額は年収の半分が適正と言われることが多いようです。
しかし月々かかる生活費は個人によって大きくことなります。実際のところどうやって計算すればいいのかも説明しています。
車のローン・維持費以外にも生活全体の費用を見直してみてもいいと思います。
乗り換えの場合:買取価格を上げる方法
乗り換えの場合、今の車の買取価格が次の車の頭金になります。
ディーラーでの下取りや買取業者での買取ができますが、それぞれ買取価格はかなり異なる場合があります。
また、買取の場合ですが買取業者によって金額は異なります。
私が実際にアバルトを売却した際ですが、下取りと買取では価格は数十万円も異なりました。ちなみにディーラーでの買取価格が一番安く、買取も業者によって価格は異なりました。
ディーラーでそのまま下取りをしていた、もしくは1社のみに見積もりしていた場合、数十万円単位で損をしていたわけですね。
それまでの車はいつもディーラーで下取りをしていたので、毎回かなり損をしていたかもしれないです。今になって後悔ですね。
業者によって買取価格が異なる理由は?
・業者が販売したい車がある(リクエストを受けている車種など)
・業者が得意とする特定のメーカー・車種がある
など、業者が持つ販売ルートや買取したい車種によって金額が異なります。
下取りと買取との違いは?
ディーラーでの下取りですが、新たな車の購入と併せて手続きができるので楽です。
買取額に関しては、買取業者の方が高くなるのが一般的なようです。
乗り換え時は上記の理由から複数業者での見積もり査定がオススメです。
私の実際の経験としても数十万円ほど違ったことがあるので、損をしない為には下取りだけとか、1社だけで決めない方がいいかと思います。
もし買取価格が30万円違った場合
仮に買取価格が30万円違った場合、これから購入する車のローンは毎月どれくらい差が出るのか計算をしてみます。
買取額:70万円
金利:3.0%
支払い回数:3年
毎月返済額:66,886円
買取額:100万円
金利:3.0%
支払い回数:3年
毎月返済額:58,162円
実際にローンシミュレーションしてみる
以下のページでは実際にローンシミュレーションができます。
通常ローン以外に残価設定型ローンで試算もできるので比較などしてみてください。
④維持費を調べる
ここでは車の維持費について解説します。
車の維持費は
・自動車保険
・ガソリン代
・駐車場代
・メンテナンス代
・故障時の修理費用
などがあります。
維持費・税金シミュレーターを作成したので、実際にシミュレーションも可能です。
税金を調べる
車の税金には「自動車税」「重量税」「環境性能割」があり、排気量や重量などによって課税額が決まります。また電気自動車やハイブリッド車などには免税・減税もあります。
また税金ではないですが、「自賠責保険」もあります。
年度によって課税額が異なるので注意が必要です。ここでの解説、計算シミュレーターでは2022年度最新版で説明しています。
自動車税
自動車税(種別割)は、自動車の所有者に対して課税される財産税です。
毎年4月1日(午前0時)現在の所有者に課税され、その年度の税金を一括で支払うことになります。
また、車を購入した年度は月割りで課税されます。
課税額は排気量によって異なり、13年経過した車両は重課される、電気自動車などはグリーン化特例によって減税もあります。
自動車重量税
車の重さに応じて課税される自動車重量税ですが、課税タイミングは新規登録時・車検時です。車検の有効期限分をまとめて支払います。
課税額はエコカーとエコカー以外で異なります。
また、13年、18年経過した車両は重課されます。
2030年度燃費基準の達成率に応じて免税、減税といったこともあります。
環境性能割
以前の自動車取得税は廃止され、環境性能割が導入されました。
自動車の取得価額に対してかかる税金で、課税率は燃費性能などに応じて決まります。
課税額は自動車の取得価額(課税標準額)× 課税率が納める額となっています。
自賠責保険
自賠責保険は法律で加入が義務付けられている強制保険です。
自動車事故の被害者救済が目的であり、補償範囲は対人事故の賠償損害のみです。
死亡による損害は最高3,000万円、傷害による損害は最高120万円などとなっています。
保険料は年度ごとに見直しが実施されており金額が変動することがあります。
以下が最新の自賠責保険料です。(2021年4月1日以降)
自動車の排気量などに関係なく、普通自動車・軽自動車の区分で料金が決まります。
保険期間 | 普通自動車 | 軽自動車 |
37か月契約 | 27,770円 | 27,330円 |
36か月契約 | 27,180円 | 26,760円 |
25か月契約 | 20,610円 | 20,310円 |
24か月契約 | 20,010円 | 19,730円 |
13か月契約 | 13,310円 | 13,150円 |
12か月契約 | 12,700円 | 12,550円 |
※上記は乗用車の料金表です。貨物車・二輪車の料金は異なります。
また、沖縄県・離島などの一部地域は上記と異なる料金です。
購入月、排気量などを選択して実際にシミュレーションしてみてください。
自動車保険
実質加入必須の自動車保険ですが、車種・年齢・加入条件などによって料金は変動します。
自動車保険は自賠責保険とは違い、見積もりをしないと正確な料金は算出できません。
また、自動車保険会社が独自に保険料を設定しているため、同じ条件でも保険会社によって保険料に差が生じます。
そのため、自動車保険に加入する場合、複数会社の一括見積もりをすると保険料で損をすることはなくなります。
また既に加入している場合でも、他社乗り換えでお得になることもあります。
ネット系の保険にすることで年間数万円も変わることがあります。
駐車場代
これは人によって必要かどうか変わりますが地域によって数千円から1万円以上かかることもあります。
駐車場ですが、平面の駐車場と機械式の駐車場があります。
機械式の駐車場はセキュリティに優れ、また屋内に保管しておけるので車へのダメージを防げます。
ただし、車の出し入れに時間がかかるのが大きなデメリットです。
機械式の方が一般的に価格は安いですが、利用頻度などを考慮して決めたいところですね。
ガソリン代
ガソリン代については以下のページで計算シミュレーションができます。
走行距離、燃費、ガソリン単価から年間、月々のガソリン代が算出できます。
メンテナンス代、修理費
特に中古車の場合、シミュレーションしにくい項目です。
メンテナンス代、修理費を抑えるには新車で購入する、もしくは中古車でも延長保証に加入して、なるべく突発的な出費を減らすことが重要です。
中古車:できれば認定中古車で延長保証に加入
新車の場合、メンテナンスパックや延長保証を用意しているメーカーが多いので、利用したいですね。
中古車の場合ですが、やはり一番安心なのは認定中古車です。認定中古車の場合もメンテナンスパックや延長保証を用意しているメーカーもあります。
そして一般の中古車についてです。
上の方でも説明しましたが、中古車検索サイト「カーセンサー」で扱っている車両には「カーセンサーアフター保証」を付けることができます。
保証条件などは要チェックですが、長期保証を付けることもできます。
それであればもっと高くても状態の良い車を購入すればよかった、保証付きにすればよかったとならないように車選びは慎重にしたいですね。
まとめ
車の選び方から支払方法、税金、維持費について解説してきました。
月々のローン、維持費を試算することで実際に検討している車種が問題なく購入できるかイメージできるかと思います。
計算シミュレーション
ローンシミュレーション
維持費・税金シミュレーション
ガソリン代計算シミュレーション
EVの電気代計算シミュレーション