結論
目安としては、以下の通りです。
・最高出力15PSのスポーツモデル:130-140km/h前後
・スクーター:100km/h前後
・シティコミューター:100km/h前後
125ccバイクは出力が高いスポーツモデルなどでは140km/h、それ以外のスクーターやシティコミューターモデルで100km/h程度出せます。
この記事では
・スクーターは何キロ出る?
・モタードやシティコミューターは何キロ出る?
・125ccの最高速度ランキングを知りたい
・125ccで一番速いモデルは?
・0-100km/h加速ランキングを知りたい
こういった疑問を解決します。
125ccバイクの馬力上限について
125ccバイクの馬力上限は11kW(15PS)
現在、125ccバイクの馬力(最高出力)は、パフォーマンスの高いスポーツモデルで最大15PSとなっています。
15PS以上のモデルは基本的にラインアップされません。
ヨーロッパでは125ccまで乗ることができるA1という免許区分があり、その上限の出力が15PSまでとなっています。
国産メーカーもそれに合わせて最高出力は15PSになっている、といった理由があります。
以前の2ストバイクでは最高出力が22PSのモデルもありましたがこの記事では以前の2ストモデルは扱わず、最近の4ストモデルに限って解説していきます。
公道で出していい速度
125ccの法定最高速度は60km/h
50ccバイクでは法定最高速度が30km/hに対し、125ccバイクでは標識で最高速度が指定されていない場合、60km/hまで出すことができます。
ただし走行できるのは一般道のみで、高速道路と自動車専用道路の走行はできません。
実際に公道で100km/とか140km/hとか出すことはありませんが、自分のバイクはどれくらいパフォーマンスに余裕があるのか、純粋に最高速度何キロ出るのか知りたいといったこともあるかと思います。
125ccバイクは何キロ出る?
スポーツモデル
125ccのスポーツモデルは例えばフルカウルのスーパースポーツモデルであるスズキ「GSX-R125」、カフェスタイルのホンダ「CB125R」、ネイキッドモデルのヤマハ「MT-125」などが挙げられます。
上記は全て最高出力15PSのモデルで、最高速度は130km/hから140km/h程度出せます。
CB125R:138km/h
MT-125:133km/h
スクーター
125ccスクーターで出力が高いモデルはホンダ「PCX」が挙げられます。最高出力は9.2kW(12.5PS)で最高速度は100km/h程度は出ます。
モタード
出力が高いモタードはアプリリア「SX125」が挙げられます。最高出力15PS、最高速度は125km/h程度出せます。
SX125のベースとなるエンジンは同じくアプリリアのレーサーレプリカ「RS4 125」なので、スポーツモデルと同等の性能ですね。
シティコミューター
シティコミューターはホンダ「モンキー125」「グロム」やカワサキ「Z125 PRO」といったコンパクトなモデルです。
最高出力は10PS前後のモデルが多く、最高速度は100km/h前後~となっています。
グロム:100km/h (9.8PS)
Z125 PRO:103km/h (9.7PS)
125ccの最高速度ランキング
この記事では各モデルの最高速度を記載していますが、以下のページ「125ccバイクの最高速度ランキング」での数値です。
125ccバイクは基本的にメーカーが最高速度の公称値を公表しておらず、実際に最高速度チャレンジしてみた結果をもとに集計しています。
詳細は以下のページを参照ください。
一番速いモデルは?
上記のランキングではスズキ「GSX-R125」が最高速度141km/hで最速の結果です。
最高速度よりも0-100km/h加速が気になる
ここまで125ccの「最高速度」について説明しましたが、「0-100km/h加速」も気になるところです。
0-100km/h加速についてもランキングを作成したので以下のページで確認ください。
まとめ
・オススメは15PSモデル
125ccバイクですが、10PSあれば最高出力100km/hほどは出せます。公道で走る分には必要十分な性能ですね。
125ccの中でもハイパフォーマンスなモデルがいい、といった場合は最高出力15PSのモデルがオススメです。