この記事ではエンジン音(排気音)が良く、価格が安いお手頃な車を紹介しています。
絶対的に安いモデルから、サウンド・パフォーマンスの割にはお手頃なモデルなどを紹介しています。サウンド動画もそれぞれ紹介しています。紹介の動画はマフラー交換している車両が多いです。
各モデルの中古相場を記載していますが、ここで挙げるモデルは販売からある程度の期間が経っています。価格は安くても故障やメンテナンスで維持費がかかるモデルが多いです。
販売店保証やカーセンサー保証をつける、もしくは価格が安いのでその分修繕費を積み立てるなど余裕を持った購入をオススメします。
記事を書いている私ですが、BMWの自然吸気エンジンやアルファロメオ・アバルトのターボエンジンなどを乗り継いできました。
基本的には自然吸気+MTモデルが好みですが、小排気量ターボなども好きで乗っています。
どういったサウンドがいい音かは好みになるので、ここでは自然吸気・ターボエンジンに分けて様々なモデルを紹介していきます。動画もあるので好みの一台を探してみてください。
甲高い自然吸気エンジン、ドロドロとしたアメリカンサウンド、バブリングの激しくレーシングカーのようなターボエンジンなど、それぞれにはそれぞれの良さがあると思います。
自然吸気
BMW・Z4 (E85)
BMWの2シーターオープンカー、Z4です。現在では3代目まで販売されていますが、オススメなのはE85と呼ばれる初代モデルです。
初代Z4では自然吸気6気筒エンジンを搭載しており、今のターボでは味わえないサウンドです。
サウンドもいいのですが、とにかくエンジンのスムーズさが抜群です。ずっと回していたいと思わせるエンジンですね。
一点残念なのは、日本国内ではMT仕様がなく、ATのみがラインアップされていたことです。
Z4の中古相場ですが、年式が古いこともあり、かなりお安いです。
Z4にはいくつかグレードがあり、6気筒以外に4気筒エンジンも存在します。
オススメはやはり6気筒エンジンで2.2Lモデルも十分いいですが、できれば3.0Lを狙いたいところです。
修復歴なし走行距離5万キロ以内だと、2.2iで35万円程度から販売されています。
3.0iも60万円ほどから販売されていますね。
ただし、100万円以下の車両はコンディションがかなり悪い可能性があります。
動画
2.2i
3.0i
3.0si
アルファロメオ・GTV
お手頃にイタリアンサウンドを楽しみたい、お手頃にV6サウンドを楽しみたいならアルファロメオ・GTVがオススメです。
GTVにはいくつかのグレードがありますが、3.0もしくは3.2LV型6気筒エンジンがいいですね。
フェラーリ的官能サウンドを求めるならアルファロメオのV6エンジンは近いところがあるかと思います。
古いアルファロメオは特に相場が安いです。3.0L、3.2Lモデルは中古相場で130万円～となっています。
走行距離多めの車体が多く、コンディションはあまり期待できないですね。
維持費はかかりそうですが、価値のあるモデルだと思います。
動画
3.0 V6
フェラーリ・モンディアル
フェラーリにしてはお手頃、という意味で紹介しています。絶対的な価格は安くはありません。
よく不人気フェラーリと言われるモンディアルですが、実際のところサウンドも良く、フェラーリにしてはかなり安いので狙い目だったりします。
ただ最近では中古フェラーリもどんどん値上がりを続け、モンディアルに関しても以前より相場が上がってきています。
348なども不人気フェラーリと言われますが、こちらはかなり相場が高くなってきています。
不人気とはいえサウンドは遜色なし、さらにMTで操れる貴重なフェラーリです。
中古相場ですが、最安で550万円ほどからです。
数台ほどしか販売しておらず、今後も価格は上がっていくかと思います。
動画
BMW・M3(E92)
自然吸気・V8エンジン搭載のM3です。マフラー交換されている動画を紹介していますが、大迫力のサウンドです。次世代のM3はターボ化されています。
トランスミッションはMTもしくはDCTが選択できます。
修復歴なし、走行距離5万キロ以内で370万円～です。
人気のモデルなのでそこまでお手頃ではないですが、ここで紹介するモデル一覧の中でも相当過激なサウンドしています。
動画
BMW・M3 (E46)
E92より1世代前のM3です。搭載されるエンジンは直列6気筒です。MTとシングルクラッチのセミオートマがラインナップされていました。
280万円ほどから販売してますが、走行距離多めでコンディションの良い車両は少なくなっています。
動画
フォード・マスタング(7代目)
7世代目マスタングは、これまでのマスタングと比べかなり洗練されたデザインへと変更されています。
大排気量V8、アメリカンサウンドを楽しむならマスタングはオススメです。
コンバーチブルモデル、MT仕様もあるのがポイントです。
このパフォーマンス、サウンドを考えると車体価格は安い方だと思います。
残念ながらフォードは日本市場から撤退してしまっているので、アフターサービスの不安はありますね。
直列4気筒のエコブースト仕様もありますが、やはりオススメは5.0L・V8エンジンですね。
V8モデルは450万円ほどから販売されています。
動画
メルセデスベンツ・C63 AMG (W204)
CクラスのAMGモデルです。エンジンは6.2Lと超大排気量で、アメリカンぽいサウンドを奏でます。
新車価格から考えると値下がりはかなり激しいですね。一般的に輸入車そしてセダンは値下がりしやすい傾向にあるので、中古で買うならお得です。
中古は220万円ほどから販売されています。とはいえコンディションの良さそうな車両は最低でも400万円程度はしますね。
動画
そんなにお手頃じゃないけどサウンドがいい車
中古相場を見るとそこまでお得感はないですが、サウンドのいいモデルを紹介します。
ポルシェ・ボクスター (981)
自然吸気6気筒エンジン搭載のボクスターです。次の世代(718)では4気筒ターボ化されています。
ベースの981、981S、981GTSなどがありますが、オススメはGTSです。
ベースは440万円〜、GTSだと800万円ほどからとなっています。
GTS
ホンダ・S2000
4気筒ながら、かなり刺激的なサウンドの2シーターオープンカーです。
MT仕様のみのラインアップと、かなりストイックなモデルです。
コンディションを考慮しないと180万円ほどから販売しています。ある程度のコンディションだと500万円以上と、かなり相場は高い状況です。
ターボ
アバルト・595
フィアット・500のハイパフォーマンスモデルです。エンジンは1.4Lと小排気量ですが、レコードモンツァや社外マフラーを装着するとかなりのサウンドです。オススメはMT仕様の595です。
最安で150万円ほど、250万円くらいからコンディション悪くない車両が多そうです。
595はメーカーの認定中古車もあるので故障・維持費も安心できます。
動画
BMW・ミニ
アバルトと同じくコンパクトモデルのBMW・ミニです。
現行モデルが3世代目です。1世代目、2世代目は非常に安くなってきていますがコンディションの良い車両は少ないかと思います。
サウンド面でオススメなのはクーパーSとJCWです。
2代目ミニ、修復歴なしで走行距離5万キロ以内だと30万円ほどから販売されています。
あまり古いモデルは故障リスクがあるのでオススメできません。ミニも認定中古車の取り扱いがあります。
動画
R56 JCW
BMW・Z4 (E89)
2代目Z4です。上で紹介したように初代は自然吸気でしたが、2代目ではターボエンジンへと変更されました。(自然吸気エンジンのグレードもある)
35i、35isでは直列6気筒DOHCツインターボを搭載しています。トランスミッションはDCTです。
自然吸気の初代Z4とは違ったサウンドの良さがあります。
35iは180万円ほどから販売されています。
動画
35is
スーパーチャージャー
こちらもお手頃というわけではないですが、スーパーチャージャー搭載モデルを紹介します。
ジャガー・Fタイプ
元々はコンバーチブルモデルでしたが、後にクーペモデルも追加されたFタイプです。
エンジンはV6、もしくはV8を搭載しており、どちらも結構いい音しています。
(のちに4気筒モデルも追加された)
特にV8モデルのバブリング音はスーパーカー並みの過激さです。
トランスミッションは8速ATです。ただしV6モデルで一部グレードでMTが選択できます。
V8でMTがないのは残念です。
V6モデルで360万円、V8が600万円ほどから販売されています。
V6
V8
まとめ
自然吸気・ターボエンジンの各モデルを紹介してきました。
私がこれから購入するならですが、やはり自然吸気+MT仕様のモデルを選びたいと思っています。
理由としては、今後そういったモデルは販売されないからです。
世界的に電気自動車へとシフトしている中で、ターボエンジンモデルはまだ存続していますが、自然吸気エンジンだったり、マニュアルトランスミッション搭載のモデルはほぼ新車でなくなっている状況です。
今のうちにコンディションの良い一台を手に入れて大事にしていければいいかなと思います。
